家電メーカー「シャークニンジャ」から、シミ汚れ用のコードレスハンディ掃除機が登場した。
「ハンディクリーナーで培った知見を応用し、高い吸引力を実現。こぼれた液体が繊維に染み込む前に、強力なモーターがパワフルに吸引します」（同社PRマネージャーの岡政樹さん・以下同）
カーペットやラグ、ソファなどの布製品に対応。ジュース、コーヒー、ワイン、ペットの粗相や足跡、絵の具などで汚れた際に「液体を吸引」→「洗剤をスプレー」→「こする」という3ステップで、シミ汚れを“なかったこと”にしてくれる。また、シミ取りにはスピード感も重要だ。
「こぼれた瞬間に対処するのが理想です。そこで、ハンディクリーナーと専用洗剤入りのスプレーボトルをキャリーケースにひとまとめに収納しました。当社掃除機のキャッチコピー『サッと取ってサッと使える』を体現した設計により“しまった！”というタイミングで、ケースごと素早く持ち出して掃除を始められます」
専用洗剤は、水と比べ、洗浄力が2倍［※コーヒーと赤ワインでの第三者機関における調査結果］となっている。
「汚れを浮かせる洗剤と、色素汚れを分解する洗剤の2種類がスプレーヘッド内で噴射直前に混合されます。それにより高い汚れ落ちと消臭効果を発揮します」
さらに、モーターの遠心力によって汚水と空気が分離され、空気だけが抜けていく構造のため水漏れの心配がない。
「上向き・横向き・下向きなど、さまざまな方向で使用できるので、カーテンや車のシートでも傾きを気にせず安定して使えます」
アタッチメントの付け替えも不要だ。通常はブラシ面を使用し、素材に応じて反転すればマイルドなラバー面に切り替わる。
吸引した液体は、汚水タンクの排水口を開けるだけで排水できる。液体と一緒に吸い込まれたペットの毛や微細なゴミは、汚水と分離された状態で本体内に留まり、簡単に取り出せるのも使い勝手がいい。
メンテナンスに手間がかからないのも、ありがたい。
「水を入れたキャリーケースに本体を格納し、電源を入れるだけで洗浄できます。常に清潔な状態を保ちやすく、使用後のストレスがありません」
ファブリックのシミは、うっかりつけてしまいがち。そんな悩みからも、ようやく解放されそうだ。
【商品DATA】
『Shark StainForceコードレスシミ取りクリーナー』シャークニンジャ 2万9700円
サイズ／高さ452×幅79×奥行99mm（使用時：クリーナー本体）、高さ520×幅255×奥行148mm（収納時：クリーナー本体、スプレーボトル、キャリーケース）
重量／約1.1kg（使用時：クリーナー本体）、約2.6kg（収納時：クリーナー本体、スプレーボトル、キャリーケース）※スプレーボトル内の専用洗剤を未使用時
運転時間／約14.5分
充電時間／約4時間
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取材・文／藤岡加奈子
※女性セブン2025年11月27日号