
強烈な紫外線と湿気でバテやすい夏は、強い抗酸化力を持つトマトとでパワーチャージ。トマトのさわやかな酸味と旨みは、肉・魚ともに相性抜群。肉おかずはさっぱりと、魚おかずは軽やかに仕上がり、暑い日でも箸がススム! 夏バテや紫外線対策にもなる、夏にうれしいレシピ揃い。ぎゅっと詰まった栄養と旬の旨みをたっぷり味わって。
※材料は2人分
「トマトは赤い色素のリコピンや、βカロテン、ビタミンCなど、抗酸化に優れた成分の宝庫。老化防止や、紫外線による肌ダメージ軽減もサポートしてくれます。酸味のもととなるクエン酸やカリウムは疲労回復や熱中症対策にも。旨み成分を豊富に含んでいるので、減塩にも役立ちますよ」(料理家・栄養士 永倉いちずさん)
ゆで鶏の中華風トマトだれ
ふっくら蒸し鶏をさわやかだれで
作り方
【1】鶏胸肉1枚(300g)は厚い部分をフォークで数カ所刺す。鍋に水3カップ、砂糖・塩各大さじ1を入れて中火にかけ、沸騰したら鶏胸肉の皮目を下にして入れる。再沸騰したらふたをして火を止め、冷めるまでそのままおく。
【2】ボウルにしょうゆ・酢各大さじ2、砂糖・ごま油各大さじ1、みじん切りにしたしょうが1片分を入れて混ぜ、ヘタを切って乱切りにしたトマト2個分を加えて混ぜ合わせる。
【3】【1】を食べやすい大きさに切り、器に盛り付けて【2】をかけ、小口切りにした小ねぎ・白炒りごま各適量を散らす。
トマトと豚しゃぶ肉の甘辛炒め
熱を加えたトマトがとろりとして美味

作り方
【1】豚肩ロースしゃぶしゃぶ用肉200gは塩・こしょう各少量、片栗粉大さじ1/2をまぶして揉み込む。
【2】フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、【1】を炒める。火が通ったら取り出し、残った油で7mm厚さの輪切りにしたズッキーニ1/2本分の両面を焼く。
【3】【2】に豚肉を戻し入れ、混ぜ合わせたオイスターソース・酒・砂糖・しょうゆ各大さじ1を絡める。ヘタを切り6等分のくし形切りにしたトマト2個分を加えてトマトの皮が少しめくれたら火を止める。
トマトと鶏だんごのエスニック風煮込み
さめてもおいしいコロコロビジュもキュート

作り方
【1】ミディトマト4個はヘタを切り湯むきする。
【2】鶏ひき肉200g、みじん切りにした玉ねぎ1/4個分、溶き卵1/2個分、酒・片栗粉各大さじ1、すりおろしたしょうが小さじ1、塩小さじ1/4をボウルに入れ粘りが出るまで混ぜる。
【3】鍋に水2カップ、ナンプラー大さじ1、鶏がらスープの素小さじ1、薄切りにしたしょうが3枚を入れて中火で煮立たせる。【2】を適量すくって鍋に落とし入れ、再び煮立ったら【1】を加えて6分煮る。
【4】火を止めて粗熱が取れるまで冷まし、味を含ませ、温め直して器に盛る。パクチー適量とくし形切りにした国産レモン適量を添える。
トマトとあじの香草パン粉焼き
トマトの酸味であじの香ばしさが引き立つ

作り方
【1】トマト2個はヘタをくり抜き、横3等分の輪切りにして表面に塩・こしょう各少量を振る。
【2】3枚おろしにしたあじ2尾分はペーパータオルで水気を拭き、塩・こしょう各少量を振る。
【3】耐熱皿にオリーブオイル少量を薄くひき、【1】と【2】を交互に少し重ねて並べ、みじん切りにした黒オリーブ20g、みじん切りにしたケイパー大さじ1を全体に散らす。
【4】パン粉大さじ3、オリーブオイル大さじ1、粉チーズ大さじ1と1/2、ドライオレガノ大さじ1/2、ドライパセリ・すりおろしたにんにく各小さじ1を混ぜ合わせ、【3】全体に振りかけ、230度に予熱したオーブンで15分焼く。
トマトとかつおのコチュジャンソース和え
サンチュに包んでいただく、かつおの韓国風和え

作り方
【1】ボウルにコチュジャン・酢・砂糖・白すりごま各大さじ1、しょうゆ・ごま油各小さじ2、みじん切りにした長ねぎ20g、すりおろしたにんにく・すりおろしたしょうが各小さじ1/4を入れて混ぜる。
【2】【1】にヘタを切り縦4等分に切ってから5㎜幅のいちょう切りにしたトマト2個分、7mm幅の薄切りにしたかつおの柵(200g)を入れて和える。
【3】【2】を器に盛り、根元を切って洗ったかい割れ大根適量をのせる。サンチュに包みながらいただく。
トマトと厚揚げ、あさりのチゲ
相性バツグン!旨みたっぷりの夏鍋

作り方
【1】鍋に水1と1/2カップと和風顆粒だし小さじ1を入れて中火にかけ、砂抜きしたあさり150gを加える。あさりの口が開いたら酒・コチュジャン・ごま油各大さじ1、みそ小さじ2、豆板醤・すりおろしたにんにく各小さじ1を加えてよく混ぜる。
【2】【1】に食べやすく切った厚揚げ1枚分を加え5分ほど煮る。ヘタを切り6等分のくし形切りにしたトマト2個分を加え、煮立ったら、ざく切りにしたにら1/2束分を加えて火を止める。
【3】【2】にはちみつ小さじ1を加えて味を調える。好みで一味唐辛子少量を振る。
◆教えてくれたのは:料理家・栄養士 永倉いちずさん

企業の商品開発、カフェ運営を経て独立。食育を大切にした親しみやすい料理に定評があり、レシピ開発や専門学校での調理指導などで幅広く活躍。
撮影/田中宏幸 スタイリング/鈴石真紀子 取材・文/近藤鈴佳
※女性セブン2026年7月9日・16日号