
今が旬の根菜類ですが、煮物や汁物など、つい和食料理ばかりになりがち。でも実は、洋風や中華などにもアレンジしやすく、料理の幅を広げてくれる主役級の食材! 「れんこんは、加熱時間や切り方で幅広い食感が楽しめますよ」と語る料理家・中医薬膳師minokamo長尾明子さんが、食感も楽しい「れんこんおかずレシピ」を教えてくれました。
※材料は特記があるもの以外2人分。
Point
「れんこんの表面を白く仕上げたい料理は皮を剥き、酢入りの水に2分ほど浸してからざるに上げ、調理します。さっと水を通してあく抜きする程度でも。(minokamoさん・以下同)」
れんこんの酢豚風
肉巻き&巻かない2種で楽しんで。お弁当のおかずにも

【作り方】
【1】れんこん100gは1本が1.5cm幅程度になるように縦に切る。 6本にそれぞれ豚バラ薄切り肉6枚を巻き、片栗粉小さじ2をまぶす。
【2】フライパンに油大さじ1を中火で熱し、【1】の巻き終わりを下にしてフライパンに並べ、肉を巻かない残りのれんこんも加える。
【3】動かさず、下面に焼き色がついたら全体を返す。豚肉に火が通ったら混ぜ合わせておいたケチャップ・しょうゆ・酢各大さじ1を加えて炒め合わせる。
【4】水1/2カップを加えてふたをし、中火で5分ほど蒸し煮にする。ふたをとり、汁気を飛ばしながら炒める。
えびとれんこんのエスニック風
ぷりぷりシャキシャキの食感で飽きさせない

【作り方】
【1】玉ねぎ100gは5mm幅に、三つ葉1束は3〜4cm長さに切り、葉は別にしておく。れんこん100gは皮を剥き、薄めの輪切りにする。
【2】フライパンに油大さじ1を中火で熱し、玉ねぎとれんこんを入れて炒める。玉ねぎがしんなりし、れんこんの表面が透き通ったらむきえび16尾(160g)、唐辛子1/2本を加えて炒める。えびの色が変わったら水1/2カップ、ナンプラー大さじ1を加え、2〜3分炒める。
【3】三つ葉の茎と葉の半量を加えてさっと混ぜ、ナンプラー小さじ2を入れ混ぜ合わせる。
【4】器に盛り、残りの三つ葉の葉をのせ、レモン汁適量をかける。
れんこんと鶏のうま煮
にんにく風味のこっくり味でご飯がススム

【作り方】
【1】鶏もも肉1/2枚は8等分に、れんこん100gは皮を剥き、1.5cm幅程度の小さめの乱切りにする。
【2】フライパンにごま油大さじ1を熱し、【1】を入れて中火で肉の色が変わるまで炒める。
【3】オイスターソース大さじ1、しょうゆ小さじ2、水1/4カップ、おろしにんにく1/2片分を混ぜて【2】に加え、炒め合わせる。煮立ったらふたをして、途中で一度混ぜ、弱めの中火で5〜6分煮る。
【4】ふたをとり、汁気を飛ばしながらたれをからめ、火を止めたら3cm長さに切った万能ねぎ適量を混ぜる。
れんこんあおさ焼き
パリッと揚げた薄焼きれんこんと、磯の香りの口福”ハーモニー

【作り方】(1人分)
【1】れんこん100gは、5mm幅の輪切りにする。
【2】フライパンに油大さじ1を中火で熱し、【1】を広げて入れて両面に軽く焼き色がつくまで焼く。
【3】【2】が熱いうちにあおさ小さじ2と塩適量をまぶす。
れんこん餅
もっちりしゃくしゃく食感!汁物に入れれば贅沢な椀に変身

【作り方】
【1】れんこん100gは皮つきのまますりおろす。端はみじん切りにして混ぜる。
【2】【1】を半量ずつ手で丸めて小判形にし、油大さじ1を熱したフライパンに並べて中火で加熱する。ジリジリと音がしてきたら弱めの中火にして片面3〜4分ずつ焼く。
【3】【2】に、しょうゆ小さじ2、みりん・水各大さじ1を加え、水分を飛ばしながら煮詰めたら取り出し、焼き海苔適量を巻く。
たらこマヨれんこん
たらこの塩気が絶妙に絡む

【作り方】(作りやすい分量)
【1】たらこ1腹は皮ごと1cm幅に切り、マヨネーズ・油各大さじ1と混ぜ合わせる。
【2】れんこん100gは皮を剥いてスライサーで輪切りにしたら、1分ほどゆでてざるに上げる。
【3】粗熱がとれた【2】と【1】を混ぜ合わせる。
【4】器に盛り、好みで七味唐辛子適量を振る。
※冷蔵で3日保存可。
れんこんの甘酢漬け
しょうがで爽やかに仕上げて

【作り方】(作りやすい分量)
【1】しょうが1/2片は皮をむき薄切りにする。れんこん200g、にんじん30gは皮をむき、スライサーで輪切りにする。
【2】鍋に酢1/2カップ、水120ml、砂糖大さじ3、塩小さじ1を入れて強火にかけ、沸騰したら【1】を加えてひと混ぜする。ふつふつとしてきたら30秒ほど煮て火を止め、20分ほど置いて味をなじませる。
※冷蔵で5〜6日保存可。
◆教えてくれたのは:料理家・中医薬膳師minokamo長尾明子さん

地のもの、季節のもの、身近にあるもので、楽しくおいしい日常を提案。『体を強くする 豆腐料理』(すみれ書房)ほか、著書多数。
撮影/市瀬真以 取材・文/川越光笑
※女性セブン2026年10月22日号