公務やイベントなど、多忙なスケジュールをこなすキャサリン皇太子妃が、2023年1月9日に、42歳の誕生日を迎えました。この1年間、さまざまなスタイルのファッションを披露してきましたが、なかでもエレガントなドレス姿が特に注目を集めました。そこでキャサリン皇太子妃“らしさ”満点のスタイルをピックアップしました。
アカデミー賞のレッドカーペットにリメイクドレスで
キャサリン皇太子妃といえば、サステナブルなファッションを意識していることでも有名で、レッドカーペットの大舞台で、リメイクしたドレスで登場したことも話題になりました。
2023年2月、ロンドンで開催された英国アカデミー賞(BAFTA)に、ウィリアム皇太子と共に出席した際、ホワイトカラーのワンショルダーのドレスをチョイス。この「アレキサンダー・マックイーン」のドレスは、2019年の授賞式でも着ていたもので、当時は肩に花の飾りがついていました。
そのドレスを肩から流れるように後ろへとなびく、マントのようなドレープをつけてリメイク。このとき、アクセサリーとして選んだ17.99ポンド(日本円で約3000円)の「ZARA」のリーズナブルなイヤリングが話題になりました。大舞台でも、高級なもので着飾らず、“自分の好きなもの”を選ぶというこだわりを感じさせました。
ロイヤルブルーのコートドレスを着回し、小物で印象をチェンジ
2023年4月のイースター礼拝と、7月のスコットランドでのチャールズ国王の戴冠式で鮮やかなロイヤルブルーのコートドレスを着用。この「キャサリン・ウォーカー」のコートドレスは、深めのVネックと斜めについたポケットのフラップが特徴的です。
イースター礼拝ではヒールのカラーをベージュ、戴冠式ではブルーに。同じドレスを着ながら、小物などでさりげないイメージを変えるテクニックを見せていました。帽子もチェンジ。イースター礼拝で髪をおろしてかぶっていた大きなリボンがついた円筒状の帽子は、戴冠式では光沢感がある羽のようなデザインの飾りが特徴的な帽子に。フェミニンなスタイルからエレガントな雰囲気にアレンジしていました。