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“子役出身女優”たちが選んだ車 E.T出演女優はC.ディアスの影響でプリウス、アクションで魅せた女優が18歳で選んだ初の車は900万円ベンツ

“子役出身女優”が大人になってから選ぶ車は?(Ph/AFLO)
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車選びは、その人のセンスや金銭感覚が反映されやすいもの。名作映画で活躍した子役たちは幼い頃から周りのスターたちに影響でセンスが磨かれ、また、金銭的にも恵まれているケースが多い。彼らは大人になってからどんな車を選んでいるのだろうか。“子役出身女優”たちの愛車を紹介する。

ドリュー・バリモア|キャメロン・ディアスの影響を受け、プリウスを購入

子役時代、スティーブン・スピルバーグ監督の名作映画『E.T.』に出演していたドリュー・バリモア(49歳)。彼女が大人になってから選んでいた車はブラックカラーのトヨタのプリウス。

映画『E.T.』で主人公の妹ガーティ役を演じた(ドリュー・バリモアの公式インスタグラムより)
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ドリュー・バリモアが乗っていたのはトヨタのプリウス(2008年12月24日、Ph/AFLO)
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プリウスを選んだ理由を『WSJ マガジン』のインタビューで答えているドリュー。以前はサステナビリティに興味がなかったそうだが、現在も親交があるキャメロン・ディアス(51歳)の影響で、エコを意識し始め、プリウスに乗っていたことを明かしている。

プリウスから降りるキャメロン(2006年10月26日、Ph/AFLO)
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トヨタのプリウスは友人のキャメロン・ディアスも乗っていた(ドリュー・バリモアの公式インスタグラムより)
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1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして発売された、トヨタのプリウスは、ハイブリッドカーの先駆けだった。当時、環境問題を意識したセレブの間で流行し、俳優のレオナルド・ディカプリオ(49歳)、歌手のマイリー・サイラス(31歳)や女優のジュリア・ロバーツ(56歳)も運転していた。

近年は、サステナビリティに特化した商品を販売している「グローブ コラボティブ」に投資しているドリュー。車選びは、サステナを意識するきっかけの一つのようだ。

トヨタのプリウスを運転するジュリア・ロバーツ(2011年1月28日、Ph/AFLO)
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ポルシェよりプリウスを選んだマイリー(2009年3月8日、Ph/AFLO)
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ダコタ・ファニング|“最も需要が高い”ポルシェのSUV

2001年に公開の映画『アイ・アム・サム』でショーン・ペン(63歳)の娘・ルーシー役を演じ、子役として知名度を上げたダコタ・ファニング(30歳)は、現在も女優として活躍しており、昨年、2023年に公開されたデンゼル・ワシントン(69歳)が主演のアクション映画『イコライザー THE FINAL』に出演している。

映画『アイ・アム・サム』で天才子役として注目された(ダコタ・ファニングの公式インスタグラムより)
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2020年9月、26歳だった彼女が乗っていたのはドイツの高級車ポルシェのSUV だった。

ポルシェのSUVを運転するダコタ(2020年9月25日、Ph/AFLO)
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ポルシェのSUVには現在、「マカン」と「カイエン」の2つのモデルがある。「カイエン」は2002年に発売されたポルシェ初のSUV。現在、日本での基本価格が約1198万円(税込・以下同)で、最高速度は248km。一方、「マカン」は2014年に発売され、「カイエン」よりも一回り小さいサイズ。現行モデルは約838万円から購入可能で、最高速度は232kmに達する。

スポーツカーブランドのポルシェといえばクーペタイプを思い浮かべる人も多いが、ポルシェは「2021年に最も需要が高かったモデルは、再びマカンが主導するSUVでした」と明かしており、今やSUVがポルシェを代表するモデルとなっているようだ。

他にも、マイリー・サイラスやケイト・オルセン(37歳)などの、子役時代から活躍しているセレブたちがポルシェのSUVを選んでいる。ダコタも、トレンドを押さえた1人のようだ。

美しいレディに成長した(ダコタ・ファニングの公式インスタグラムより)
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「カイエン GTS」を運転するマイリー(2012年11月13日、Ph/AFLO)
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ポルシェのSUVを運転するメアリー・ケイト・オルセン(2006年3月12日、Ph:Splash/AFLO)
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クロエ・グレース・モレッツ|初の愛車は約900万のベンツ

SUVの魅力の虜になったセレブは他にもいる。2010年に公開された映画『キック・アス』のヒット・ガール役でブレイクしたクロエ・グレース・モレッツ(27歳)もその中の1人。かっこいいアクションシーンを披露した当時13歳だった彼女は、その後、スティーヴン・キングの名小説が原作の『キャリー』(2013年公開)でホラー映画に挑戦したり、ドラマシリーズ『ペリフェラル~接続(コネクト)された未来~』(2022年配信開始)で主演を務めるなど現在も女優として活躍している。

映画『キック・アス』のヒット・ガール役でブレイク(クロエ・グレース・モレッツの公式インスタグラムより)
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ホラー映画『キャリー』のリメイク版の主演を務めた(クロエ・グレース・モレッツの公式インスタグラムより)
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イギリスのデイリーメールによると、18歳のクロエが初めて買った車は、シルバーの約6万ドル(日本円で約910万円)する、メルセデス・ベンツの「Eクラス」だという。2015年5月、「#E550」をつけて自身のインスタグラムで、披露している。

メルセデス・ベンツのクラスやランクは7つのクラス「A・ B・ C・ E・ S・ G・V」で、アルファベットと数字で表していて、SUVは「Gクラス」、ミニバンは「Vクラス」だ。Aクラスは最も小さく、低価格で、Aから順番にグレードが高くなっていく。

18歳で初めて購入する車として、高級車であるベンツを選べたのは、子役として成功したクロエだからこそだ。

ハッシュタグ「#E550」をつけて投稿(クロエ・グレース・モレッツの公式インスタグラムより)
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同月11月に新たにインスタグラムに載せた愛車はメルセデス・ベンツの「GLE 450 クーペ」。「GLE」は2015年に「Mクラス」から名称変更されたSUV。「GLE」は3列シートの7人乗りで、「GLEクーペ」は2人乗りのクーペのように後部の屋根が曲線を描いたデザインになっており、2列の5人乗りとなっている。

「GLE450」を披露するクロエ(クロエ・グレース・モレッツの公式インスタグラムより)
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「オフロードのスキルをテスト」と投稿(クロエ・グレース・モレッツの公式インスタグラムより)
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お気に入りの愛車だったようだ(クロエ・グレース・モレッツの公式インスタグラムより)
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何度もインスタグラムに登場している(クロエ・グレース・モレッツの公式インスタグラムより)
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何度もインスタグラムに愛車を投稿していたクロエだが、ベンツ以外も選んでいる。2016年6月、当時、交際していたデビッド・ベッカム(48歳)の長男、ブルックリン・ベッカム(25歳)を助手席に乗せて運転している姿がキャッチされている。このとき、乗っていたのはイギリスを代表する自動車メーカー、ランドローバーの代表するモデル「レンジローバー」だ。

ボーイフレンドを助手席に乗せるクロエ(2017年12月3日、Ph/AFLO)
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ボディーのカラーはダークグレーで、フロントで輝くシルバーの「RANGE ROVER」の文字が輝いている。「レンジローバー」だと一目でわかる、重厚感があり、スタイリッシュなデザインだ。

「砂漠のロールスロイス」とも呼ばれている「レンジローバー」はセレブに人気があり、リアリティショーのスター、キム・カーダシアン(43歳)や、ファッションモデルのミランダ・カー(40歳)や、キャメロン・ディアスも所有していた。

昔からレンジローバーに乗っていたキム(2015年6月14日、Ph/AFLO)
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シルバーがお気に入りのようだ(2019年4月25日、Ph/AFLO)
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白のレンジローバーに乗るミランダ・カー(2016年2月8日、Ph:X17/AFLO)
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夫のベンジー・マッデンを隣に乗せてドライブをするキャメロン(2020年10月7日、Ph/AFLO)
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子役から成功したセレブたちは、ブランド力があり、なおかつ普段使いに最適な車種を選ぶようだ。

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