イギリスのキャサリン皇太子妃が3月にがんであることを公表したが、療養中の大変ななか、今年も4月25日にルイ王子の、5月2日にシャーロット王女の写真がインスタグラムで公開された。そこで、9歳になったシャーロット王女と “おしゃれ番長”であるキャサリン皇太子妃のファッションの“共通点”を母娘のスタイルから振り返る。
シンプルなドレスやパンツスタイルにリボンをプラスしてフェミニンさを演出
シャーロット王女は愛らしい“リボンファッション”をたびたび披露している。2023年5月、戴冠式を祝うコンサートで首元に黒いリボンがついたオフホワイトのドレスを、同年6月のトゥルーピングザカラーでは、赤いリボンが特徴的な白いドレスを着ていた。子供らしさ満点なリボンは、シンプルなワンピースのアクセントになり大人でも使えるデザインだ。
キャサリン皇太子妃のリボンの取り入れ方はさすがだ。2021年4月に行われたフィリップ殿下の葬儀での黒いドレスや2023年11月、韓国大統領夫妻の歓迎行事で着た赤いドレスには、胸元に大きなリボンがついていた。情熱的な赤やフォーマルな黒でも、リボンがあることで可愛らしい印象を与えている。
キャサリン皇太子妃は、公務の際にパンツスーツを着用することが多く、ハンサムなスタイルの際にリボンでフェミニンさをプラスしている。2019年3月、ロンドンの「ヘンリー・フォーセット・チルドレンズ・センター」を訪問した際は、パープルのブラウスにワイドパンツというスタイル。2022年10月、北アイルランドを訪問した際にもブルーのシャツにワイドパンツを合わせた。どちらもボウタイをリボンにすることで、“甘辛バランス”が絶妙な着こなしに。