「大人のダイエット研究所」の代表理事を務める岸村康代さんが、痩せ体質を実現する”食べグセ”を伝授!
【痩せグセ02】中でも食物繊維を含む野菜を、積極的に!
「食物繊維」には、腸内環境の改善や血糖値上昇を抑制する働きが期待できるので、痩せ体質作りに◎。しかも腹持ちがいいので、ドカ食い防止にも役立ちます。
また、食物繊維を豊富に含む食材は、「ビタミン」や「ミネラル」もたっぷりということが多いんです。今の時季なら、オクラやパプリカ、枝豆など。内側からの健康とキレイを目指したい人は、ぜひこれらの野菜を食卓に取り入れましょう。
【痩せグセ03】温かい汁物&飲みもので満腹感をプラス
温かいスープは体を内側から温めてくれるので、代謝が高まります。しかも満腹感を感じやすくなるので、ダイエットにぴったりなんです。
特にオススメなのが、具だくさんの味噌汁。「食物繊維」や「ヒスジチン」などの「アミノ酸」が豊富なので、食前に摂ると食べ過ぎ防止、食後に摂ると満腹感アップにつながります。
早食いでついつい食べ過ぎてしまうという人は、食間に温かい飲み物をゆっくり飲みましょう。その間に満腹中枢が働くので食べ過ぎ防止にも。
【痩せグセ04】おやつには、たんぱく質が◎
健康的なダイエットでは、しなやな筋肉を作るのに「たんぱく質」の摂取が不可欠。ただし、こちらも実は足りていない、という人が多いんです。
なので、ダイエット中だけれどおやつが食べたい…というときには、たんぱく質を含むヨーグルトや豆乳を摂りましょう。いずれも腹持ちもよくて、空腹感を抑えてくれます。
特に豆乳は、アンチエイジングや悪玉コレステロール対策に役立つ「イソフラボン」や「大豆たんぱく質」を含むので、美痩せを目指す女性にぴったりです。
今回の回答者:岸村康代(きしむら・やすよ)
「大人のダイエット研究所」代表理事。2000人以上の健康的なダイエットを指導してきた経験をもつ。また、管理栄養士やフードプランナーとして、おいしく食べながら健康的になる食の提案をしている。最新刊に『10日間でやせ体質に生まれ変わる野菜レシピ』(アスコム)