植毛で薄毛の悩みを解決！女性の生え際のふんわり感にこだわった独自手法【ヘアー＆スキンクリニック福岡院】

植毛成功の鍵は“医師選び”にあり！　そこで、技術力の高さで定評のあるクリニックを厳選し、名医たちから話を聞いた。ヘアー＆スキンクリニック福岡院の院長である長井正壽さんがこだわる、自然な生え際を作る独自の手法とは。

うぶ毛まで再現して自然な生え際を作る

「ヘアー＆スキンクリニック」で行っているのは、院長の長井正壽さんが考案した「長井式ラインスリット植毛」。FUE法の一種だが、ほかにはない2つの独自手法がとられているという。

「そのひとつは採取方法です。1か所から採取しすぎると術後に頭皮が透けてみえるので、それを避けるため、後頭部にマス目を作成し、そこに生えている毛の密度を計算。平均密度の25%を上限に採取します。2つめは移植方法。一般的には、丸い毛穴を作ることが多いのですが、私が作るのは線状の毛穴。本来あった毛穴の形状を真似て、もっとも自然な毛流れになるよう意識しながら植えていきます」（長井さん・以下同）

腕に植毛した様子 — 長井さんは自らの腕に植毛をするなどして検証することも（写真／ヘアー＆スキンクリニック福岡院）

特に女性の生え際にはこだわっているという。

「女性の生え際は、ふわっとしていますよね。これを私はフェミニンヘアラインと呼んでいます。このふんわり感を出すには工夫が必要。たとえば、女性の生え際は毛の生えている角度が浅いので、15度以下の浅い角度に植えなければなりません。さらに、うぶ毛のような質感を出すために採取した1株を1本ずつの毛に分けて植えています」