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50代後半を迎えた江口洋介が語った人生観の変化「仕事もフットワークを軽くしている」「やる意味を自問する前にまず飛び込む」

ワインレッドの服を着た江口洋介
江口洋介が自身の変化について語る
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約4年ぶりに連続ドラマの主演を務める江口洋介(56才)。齢を重ね、仕事の取り組み方や物事の受け入れ方が変わってきていると話す。語る姿には、生き生きとした大人の魅力を感じた──。

自問する前にまずは飛び込むようにしています

撮影のBGMにあわせて口ずさんだり、エアでギターを奏でたり。もしかして自身のプレイリスト?

音楽活動も行う江口洋介に尋ねると、「これはそうですね。リアム・ギャラガーにジョン・スペンサー。かっこいいよね!」と、ポケットからスマホを出して見せてくれた。50代後半を迎え、軽やかに人生を楽しむ大人の余裕を漂わせる。

ワインレッドの服を着た江口洋介
「フットワークを軽くしている」と語る江口洋介
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「ここ最近は、仕事もフットワークを軽くしているんです。社会派作品が続く息苦しさもあって、俳優として求められたらぼくがやる意味を自問する前にまず飛び込んだり、芝居を離れて音楽アルバムを制作したり。個々の経験が節目となって次の流れを生み、また今回のような骨太な作品に挑みたい欲もわきました」(江口・以下同)

約4年ぶりの連ドラ主演作『誰かがこの町で』

ドラマ『誰かがこの町で』(WOWOW)は集団による同調圧力と忖度の恐怖を描く社会派ミステリー。約4年ぶりの連ドラ主演作で、江口は住宅街で起きた“悲劇”を探る男を演じる。

ワインレッドの服を着た江口洋介
江口洋介が連続ドラマの主演を務めるのは4年ぶり
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「ある事件をきっかけに、つらい過去を背負う男が再生していく物語でもあります。終盤で主人公が過去にけじめをつけて前を向く場面があるんです。人生の節目に強く踏み出した、その一歩が沁みました」

『連続ドラマW 誰かがこの町で』

新興住宅地を舞台に同調圧力が生む恐怖を描く社会派ミステリー。原作は佐野広実の同名小説。12月8日よりWOWOWで放送・配信。全4話、第1話無料放送。

紺色の服を着た男性
『連続ドラマW 誰かがこの町で』のワンシーン
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撮影/田中智久 取材・文/渡部美也 ヘアメイク/中嶋竜司(HAPP’S.) スタイリング/伊藤省吾(sitor)

※女性セブン2024年12月19日号

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