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【2025年・映画界を展望】『キャプテン・アメリカ』『ミッション・インポッシブル』ほか有名作品の続編が目白押し かつての感動がよみがえる1年に

『ウィキッド ふたりの魔女』は、シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデの歌にも注目。2025年3月7日より全国ロードショー(c)Universal Studios. All Rights Reserved.
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「2025年は超がつくほど有名な作品の続編が公開される」と話すのは、映画ソムリエの東紗友美さん。

トム・クルーズが60才過ぎて行うアクション

「2月に公開予定の『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、主人公がスティーブ・ロジャーズから彼の相棒で黒人ヒーローのファルコン(サム・ウィルソン)にバトンタッチされます。演じるのは、同シリーズでファルコンとして愛されたアンソニー・マッキー。彼がどんな活躍をするのか目が離せません。

シリーズ8作目となる『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月公開)は、トム・クルーズが60才を過ぎてなおスタントなしでどんなアクションに挑戦しているか注目です。共演のサイモン・ペッグも、“シリーズ最高傑作”と太鼓判を押しているので楽しみです」(東さん・以下同)

有名作品のアナザーストーリーを描いた作品が多いのも2025年の特徴。

『ウィキッド ふたりの魔女』(写真=Splash/AFLO)
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「物語の始まる前を描く前日譚の作品の中では、『ウィキッド ふたりの魔女』(3月公開予定)が注目です。20年以上上演されているブロードウェイミュージカルの映画化で、『オズの魔法使い』に登場する緑色の魔女が、“なぜ悪い魔女となったのか”を描いています。前日譚は作品の世界観をより深く知る楽しさがありますね」

初夏に『リロ&スティッチ』が実写化

ディズニーでは大人気アニメが実写化される。

「まず見るべきは『白雪姫』(3月公開予定)です。1937年にディズニーが世界で初めて製作した長編カラーアニメ映画で、誰もが知る名作。白雪姫というと“雪のような白い肌”が思い浮かびますが、ラテン系女優のレイチェル・ゼグラーが演じ、話題に。初夏に公開予定の『リロ&スティッチ』は実写化されることでスティッチのかわいさが際立っています」

『白雪姫』名作の実写化が続々と公開する(写真=Everttcollection/AFLO)
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そのほか、全米では夏にジェームズ・ガン監督の『スーパーマン』や『ジュラシック・ワールド』の最新作が公開予定。2025年はかつての感動がよみがえる一年になるかもしれない。

※女性セブン2025年1月2・9日号

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