
放送中のTBS系日曜劇場『御上先生』に出演するなど、俳優活動の幅を広げ続けている窪塚愛流。写真のセレクトからタイトル、内容と本人も制作に携わった1st写真集『Lila』が発売に。本人にその思いをインタビューした。
写真集タイトル“Lila”は昔飼っていた愛犬の名前
写真集タイトル“Lila”は昔飼っていた愛犬の名前を冠したものだ。
「Lilaは中学3年生のときに天国に行ってしまったのですが、そこから僕の人生を変えた分岐点になっているんです。ずっと一緒にいて、きょうだいのように育ったワンちゃんで、守護神みたいに見守ってくれているような気がしています。Lilaというタイトルを付けたのは、Lilaにもこの写真集を、これまでの自分を見てほしいという思いを込めています」。

いよいよ発売となったが、実感はあるかと聞くと、少し困ったように話す。
「写真集を出すという発想が(最初は)一切頭になくて。だから『皆さん、写真集できました!』というよりは、自分にとって大事な一冊にしたいなって思うようになりました。30才くらいになって見返したときに、ウルってくるくらいのエモーショナルな本になったらいいな」

21年間のルーツを辿れる写真が満載
写真集『Lila』には、窪塚の21年間のルーツを辿れる写真がたっぷり掲載されている。幼少期を過ごした横須賀では、私服姿で海沿いや神社で撮影した。

初舞台作『ボクの穴、彼の穴。W』での一枚も。本人が「この仕事の前後では目つきが違います」と語るほど、転機となった芝居姿に密着している。

和歌山の海で、最近始めたというサーフィンを披露したカットも。また、地元の大阪で街歩きしている姿を撮影中、ファンから声をかけられ、紳士的に対応していた。


さらに、窪塚家のハロウィン撮影の舞台裏を掲載。父・洋介さんを含めた家族インタビューは必見だ。

◆『窪塚愛流 1st写真集 Lila』(3850円/小学館刊)
3月15日(土)に東京・代官山蔦屋書店にて、自身初のお渡しイベントを開催。
ヘアメイク/中山伸二 スタイリスト/上野健太郎 取材・文/木畑美紅(SUNNY)
※女性セブン2025年3月20日号