
まんが『チンプイ』の発表から40周年を迎えた今年、『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』(神奈川県川崎市)にて、オリジナル短編アニメ作品が公開される。新声優陣に選ばれた久野美咲 (チンプイ役)、潘めぐみ(春日エリ役) 、山寺宏一(ワンダユウ役)に作品の魅力を語ってもらった。
新作オリジナル短編アニメが公開
『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』の2階「Fシアター」において、5月21日(水)よりアニメ『チンプイ エリさまのグッドラック』が公開に。

また同日から、原画展『藤子・F・不二雄が描く チチンプイ!科学と魔法のまんが展』の後期がスタート。展示原画がすべて入れ替わる。
アフレコ現場に密着すると、3人は収録前、緊張すると口々に言いながらも、ほぼ一発OK。「前からやってた?」というくらい息が合っていた。

声優3人が明かす“新・チンプイ”ここを見て!
【Q1】役作りで気をつけたことは?
久野美咲(チンプイ役):いろいろな表情を持つ、とにかくかわいらしいチンプイの映像に合わせて全力で演じました。
潘めぐみ(春日エリ役):1990年代のアニメへのリスペクトを込めつつ、自分がそしゃくした新しいエリちゃんを心がけました。
山寺宏一(ワンダユウ役):(前作でワンダユウを演じた)八奈見乗児さんが面白すぎて、ぼくは迷いのまま終わった感じです。
【Q2】どんな願いも叶えてくれる「チンプイ」。現実にいたら、何をお願いしたい?
久野:お腹がすいたとき大好きな揚げたてポテトをぷんって出してほしいです。
潘:この座組でテレビシリーズ化してもらいたいです!
山寺:科法で睡眠の質を上げてもらいたいな。
【Q3】お気に入りのシーンは?
久野:ラップシーン。トランポリンで飛び跳ねてるような音が楽しくて。見どころのひとつです。
潘:エリちゃんの変身シーン。それと主題歌に込められたテーマを感じる今作の構成が大好きです。
山寺:エリさまが寝言を言いながら拳を突き上げチンプイを蹴っちゃうところ。ふたりの関係性が見えていいよね。
取材・文/辻本幸路
※女性セブン2025年5月22日号