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《映画のモデルになった登山家が着用していたものを譲り受け…》吉永小百合、80才の初ピアス姿を披露「今回の役に没頭するために開けようと」

吉永小百合
映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の完成報告会見に登壇した吉永小百合
写真1枚

1975年に、女性として世界で初めて世界最高峰の山・エベレストに登頂したのが、登山家の田部井淳子さん。その生涯を描いた映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』(10月31日公開)の完成報告会見が5月13日に行われ、田部井さんを演じた吉永小百合(80才)ら出演者が出席した。

田部井さんは2012年に、吉永のラジオ番組にゲスト出演したことがあるという。

「なんて素敵な方なんだろうとファンになりました。こういう形で私が田部井さんを演じさせていただくことになり、本当に幸せです」(吉永)

役作りのために、田部井さんにならって人生で初めてピアスの穴を開けたという吉永。

「この役は(ピアスを)開けるしかない、と思いまして。時代劇だとピアスはいけないのかなと思いますけど、この年齢になって時代劇はもうオファーがないかもしれないし、今回の役に没頭するために開けようと。解放されたようないい気持ちです」

吉永は、実際に田部井さんがつけていたピアスを譲り受け、着用して登壇した。ピアスの穴に思いを込めて、80才にして新たな扉を開いた彼女に注目したい。

撮影/浅野剛 取材・文/佐々木史

※女性セブン2025年5月29日号

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