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『101回目のプロポーズ』続編内定、仮タイトルは『102回目のプロポーズ』、主人公は霜降り明星・せいや、ヒロインは唐田えりか 武田鉄矢も出演予定 

ドラマ『101回目のプロポーズ』の続編に出演予定の武田鉄矢
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1991年、まだバブルの余韻がさめやらぬ頃、フジテレビの“月9”枠で放映された『101回目のプロポーズ』は異色の恋愛ドラマとして爆発的なヒットを記録した。

「平均視聴率23.6%。最終回に36.7%という驚異的な数字を叩き出し、トレンディードラマの金字塔として語り継がれています。中国や韓国でもリメーク作品が制作され、主題歌『SAY YES』はダブルミリオンを達成しました」(芸能関係者)

主人公は武田鉄矢(76才)が扮する恋愛に不器用な中年サラリーマン。お見合いに99回失敗し、結婚を諦めた彼の前に現れたのは、交通事故で亡くした婚約者を忘れられずにいる浅野温子(64才)演じるヒロインだった。

「当時はトレンディードラマの全盛期。おしゃれとは無縁の武田さんは、視聴者の反感を買い、放送開始当初は“月9にふさわしくない”という声も寄せられたそうです。しかし、何度フラれてもくじけない、ひたむきな武田さんの演技が評判を呼び、回を追うごとに視聴率は急上昇。劇中、武田さんがダンプカーの前に飛び出して『ぼくは死にましぇん!』と叫ぶせりふは、その年の流行語大賞で金賞に選ばれるほどのブームとなりました」(前出・芸能関係者)

その伝説的な大人のラブストーリーが、約35年の月日を経て帰ってくる。

主演にキャスティングされた霜降り明星のせいや
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「仮タイトルは『102回目のプロポーズ』。フジテレビの動画配信サービスFODの作品として、今秋にもクランクインする予定です。前作から30年以上経った現代が舞台で、主人公にキャスティングされたのはお笑いコンビ・霜降り明星のせいやさん(32才)。武田さんも出演する予定だといいます」(前出・芸能関係者)

せいやといえば、武田公認の“振り切ったモノマネ”で知られるが、意外にも俳優としての評価は高い。「2020年のドラマ『テセウスの船』(TBS系)では、物語の鍵を握る重要な人物を見事に演じ、芸人きっての演技派と称されました。

一方、『102回〜』のヒロイン選びは難航したようで、最終的に『極悪女王』(Netflix)で再ブレークを果たした唐田えりかさん(27才)に内定したそうです」(前出・芸能関係者)

近年、往年の名作ドラマの続編制作に力を入れるフジテレビ。『踊る大捜査線』シリーズや『続・続・最後から二番目の恋』に続いて、令和版の「ぼくは死にましぇん!」も奇策キャスティングとともに大きな話題を呼びそうだ。

※女性セブン2025年6月5・12日号

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