
また、別の旧ジャニーズ事務所を知る芸能関係者も「先輩のSMAP、ほぼ同期のV6、後輩の嵐やKAT-TUNらが次々に解散や活動休止する中で、TOKIOだけはメンバーの思いが尽きるまで続くと思っていました」と、残念そうに語った。
ファンが心配なのは、残されたTOKIOの2人の今後の行く末だ。すでにソロ活動が主軸なために、仕事を失うことはない。
ただ、城島は、約10年間MCを務めていた情報番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日)が昨年春に終了。現在のレギュラーは、関西のABCテレビ『TOKIO城島 ほのぼの茂』と、テレビ朝日で毎月最終週の日曜午前10時に放送する『リーダーズサーチ 街でウワサの匠さん』、MBSラジオ『アッパレやってまーす!』の木曜担当のみ。少し露出が減っている感は否めないが、健在である。
今年から東京と函館の二拠点生活を始めている松岡は、レギュラー番組こそ、テレビ東京の博多大吉との街ブラ番組『二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜』と、NACK5のラジオ番組『松岡昌宏の彩り埼先端』のみだが、俳優としては当たり役の連続主演ドラマ『家政夫のミタゾノ』シリーズが、今年1月クールにも第7シリーズを放送。現在も、5月から主演舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』を上演中と、すこぶる安泰だ。
前出のテレビ局関係者は「TOKIOの活動は、さらに縮小せざるを得ないが、二人ともどんなバラエティー番組、トーク番組でもゲストとして重宝される存在だし、国分さんの不祥事で二人が信頼を失うようなことはありません。ただし、メンバーがトラブルで減ったいま、TOKIOと名乗りにくくなっているのはつらい」と複雑な思いを明かした。
30年来の盟友を失ったショックは計り知れないが、その分、気丈に自分の仕事を全うし続けるに違いない。