大平：そうだなぁ…毎日1時間、鏡の前で自分に話しかけてますね…。
豆原：うそつけ（笑）！
川尻：そんなことしていたら、ちょっと心配かも（笑）
大平：ははっ！ それは冗談ですけど、ぼくらは有観客ライブができるようになるまでずっとオンラインでライブをやっていたので、そこで培われたと思います。画面上だと、お客さんに見てもらえるのってカメラに映ったときしかないから、自然とカメラに意識が向くようになったんですよ。
豆原：それが最近のライブにも活きているんでしょうね。JO1は11人もいるので、ポンポンポンとテンポよくカメラが切り替わっていくんですけど、そのときの表情はみんな完璧だと思っています。自分を狙っているカメラめがけて、バチッとタイミングを合わせられるので。東京ドームのときは、広すぎてカメラが分かりづらかったんですけどね。
川尻：そうそう、東京ドーム公演はわりと勘でやっていたよね。
豆原：ですよね。あと、自分より前にカメラに抜かれたメンバーがすごい歓声を浴びていると、「おれもやってやるぞ！」という気になるんです。その相乗効果もあって、表情づくりがうまくなったと思います。
──とくに参考になるメンバーはいますか？
川尻：難しいなぁ、みんな本当にうまいもんね。それぞれに勉強になるところがあるっていうか。
大平：ぼくは、蓮くんの目が好きです。エロいから（笑）！ とくに『ICY』のときに爆発しています。
川尻：はははっ！ エロくなっちゃってすみません（笑）
豆原：ぼくはどうしても恥ずかしくて、みんなみたいにうまくできないんですよね。そんなふうにできていいなぁ…。
大平：いやいや、格好いいやん！
豆原：ありがとう！ みんなを見て、もっともっと盗まないといけないですね。
撮影／ISAC（SIGNO） スタイリスト／RIKI YAMADA ヘアメイク／佐々木美香、西尾さゆり、田村裕子、河本茜、津谷成花、島田聖香 構成／佐藤彩花 取材・文／松本まゆげ 取材／辻本幸路 衣装協力／LITTLEBIG、th products、GROSGRAIN