
『ドラえもん』や『パーマン』、『キテレツ大百科』などを生み出したまんが家、藤子・F・不二雄先生(以下、F先生)。ミュージアムでは原画はもちろん、カフェで作品にちなんだメニューも楽しめる。F先生の私物や本など約1万点が並べられた「先生の部屋」には、アイディアの源がちりばめられている。
藤子・F・不二雄先生の脳内1
はしご車の模型をよ~く見てみると…。はしごの先には小さいドラえもん、電気スタンドには助けを求めるのび太のクラフトを発見!

どんなときも忘れない「遊び心」を、仕事机からも感じることができる。
藤子・F・不二雄先生の脳内2
F先生が、実際に見てみたいと思い続け、多くの作品で描かれてきた「恐竜」。自身で集めた化石やフィギュアがずらり。

藤子・F・不二雄先生の脳内3
天井へと伸びる本棚の膨大な蔵書や資料にももちろん、F先生の「好き」が詰まっている。ディズニーのアニメーションも先生のお気に入りのひとつだった。


藤子・F・不二雄先生の脳内4
大の落語好きで、古今亭志ん生の落語を愛聴。ラジカセで落語やクラシックを聴きながらまんがを描いていた。
藤子・F・不二雄先生の脳内5
「宇宙」好きのF先生が愛用していた天体望遠鏡。1969年の月面着陸の記事も大切に保管していたという。

8月25日までサマーホラーフェアが開催中!
ユーレイにまつわる原画の展示や、ユーレイ姿のドラえもんとそれを怖がるコロ助などがデザインされたグッズを販売。限定カフェメニューも登場します。

チチンプイ! 科学と魔法のまんが展は10月26日まで開催
「科学」や「魔法」をモチーフに描かれた『チンプイ』や『ドラえもん』などの原画が集合。フォトスポットも楽しめます。

◆川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1(完全予約制)
取材・文/苗代みほ 撮影/平田貴章(ミュージアム)、黒石あみ(本社写真部)
(C) Fujiko-Pro, Shogakukan, TV-Asahi, Shin-ei, and ADK (C) Fujiko-Pro (C) 藤子プロ・小学館
※女性セブン2025年7月31日・8月7日号