
滝川は進次郎氏と出会う以前の雑誌のインタビューで、結婚について《お互いが自立した人間として、一緒に高め合っていける関係でいたい》(『MORE』2011年5月号)と明かしていた。思い描いた家庭を手にしたかに見える滝川だが、進次郎氏が総理になれば生活が一変する可能性もある。
「第2子の出産以降、滝川さんはライフワークだった読書や情報収集の時間が取れなくなり“いまの私は空っぽ”と弱音を吐いたこともありました。いまは育児が多少落ち着き、やっと自分の活動を増やすことができたタイミングです。
それなのに進次郎さんが総理になれば、育児や家事のサポートが難しくなり、また滝川さんの時間が削られてしまうかもしれません。滝川さんはいまの生活が、自分らしく生きられるギリギリのラインだと感じているようなんです。“まだ子供が小さいんだから、いまじゃなくても……”と進次郎さんの総裁選出馬を嘆いていたんでしょう」(滝川の知人)
総理になると、記者が365日張りつき、日々の動向が「首相動静」でつぶさに報じられる。行動をともにする人も動静に載るため、子供が小さい進次郎氏の場合、滝川を含めた家族との買い物や食事なども“見張られる”ことになる。総理夫人に後ろ向きの滝川だが、一方で前を見据えている面もある。
「総裁選の最中に、滝川さんは引っ越しについて周囲に相談していたようです。進次郎さんが総理になれば、セキュリティーの関係上いまの自宅に住むことは難しい。安倍晋三元総理(享年67)や昭恵夫人(63才)のように、総理就任後も私邸で暮らしたいというのが滝川さんの考えのようです。
いまの自宅は、結婚以前から長らく住んでいるエリア。子供たちの習い事なども近所でうまくまとまっているので、このリズムを崩したくないのでしょう。適した物件が見つからなかったら、進次郎さんだけ公邸住まいの別居も検討しているようです」(滝川の関係者)
一方で、「ファーストレディー」がコンセプトのアパレルブランド『CELFORD』のアンバサダーを滝沢が務めているのは有名な話だ。
「就職活動時にはテレビ局のアナウンサーの採用試験に落ちた滝川さんですが、共同テレビに入社後、キャスターを経て誰よりも人気のアナウンサーに成長しました。
彼女は向上心が強い一面を持ち、注目されることも苦手ではないんです。総理夫人ともなれば、世界の注目が滝川さんに集まります。“なりたくない”と周囲に漏らしていても、引っ越しを意識したり、ファーストレディーをコンセプトにした洋服を着るなど、いざとなれば即座に対応できる準備は整えているようです」(政治部記者)
形にとらわれない総理夫人の誕生か。
※女性セブン2025年10月16・23日号