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前田典子さんが教えるいくつになってもおしゃれなコツ「老け見えしない神アイテム」「無難色でも華やかコーデに」

前田典子さん
デニムとジャケットはL’UNE(リュンヌ)のもの。キレイめパンツ見えするデニムは大のお気に入りで、色違いで持っています
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若い頃の弾けるような魅力とは少し違うけれど、大人には大人の“キレイ”がある。目指したいのは、年を重ねてこその品の良さや自分の魅力を活かす生き方。モデル・タレントの前田典子さん(60歳)に、キレイの作り方を教わりました。10月20日発売の大人女性に向けたムックシリーズ『reShine2025年秋号』に掲載している記事から抜粋して紹介します。

ベーシックを軸にワクワクを取り入れて

「抜け感は大人になるほど大切」と前田典子さんは言います。

全身をきっちりまとめるより、髪型や足元、小物のどこかに余裕を残すことが、今の自分らしいおしゃれ。ベーシックなジャケットやきれいめパンツを軸に、トレンドのデニムや小物、厚底のブーツ、モード感あるスニーカーを合わせるのが定番だそう。また、新しいセンスやワクワクを取り入れることも大事と語ります。

「最近ハマっているのがフランスのECショップ『Sezane(セザンヌ)』。ヨーロッパサイズなので最初のオーダーはドキドキしましたが、それもまた新鮮で。日本にはないセンスが魅力です」(前田さん・以下同)

前田典子さん
コートはヴェルメイユパイエナ、ワンピースはヴェルソー。時計とアクセサリーはカルティエとティファニーで、クラシカルで洗練された雰囲気に
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アクセサリーも抜け感を作る重要なポイント。

「ジュエリー盛りは大人がしてこそ嫌味がない。カジュアルなスタイルにハイジュエリーをじゃらづけするとか。そういった足し引きが楽しいですね」

Q.老け見えしない神アイテムを教えて

「かっちりジャケット」
「厚底ブーツ」
「キレイめパンツ」
「乙女フラットシューズ」

フラットシューズ
最近好きな乙女系フラットシューズ。ベーシック&マニッシュなスタイルにほどよい抜け感を作ってくれます
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「この年齢のおしゃれは、清潔感が大切。だから軸はジャケットやキレイめパンツで。そこにトレンドデニムやモードな足元を加えて今っぽく仕上げます。厚底ブーツは大人が無理なく盛れるし、フラットシューズも魅せるデザインならトータルでバランスよく見せてくれます」

アイビージャケット
ジャケットはゴールドボタンのアイビージャケットが好き。出番が多いのはラルフローレン、マディソンブルー
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厚底ブーツ
私のおしゃれに欠かせない厚底ブーツ。『ファミマ』や『ユニクロ』などお茶目なソックスを合わせます。NONAMEとのコラボ「GRAVITEEブーツ」は、どんな天気、スタイルにも合わせやすく、もはや無くてはならない相棒
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Q.無難色コーデでも華やかになる?

無難色こそ、デザインで冒険を!

「無難な色でもデザイン性のある服を選んだり、ポイントになる小物を足すと華やかさは出せます。私がよくするのが、大胆な柄や色のソックスで作るワンポイント。さらにジュエリー盛りや、遊びのある小物で抜け感を作れば、軽やかさもアップして、個性が光るチャーミングな着こなしになりますよ」

前田典子さん
立体的なフォルムのワンピは、体型カバーも叶えてくれる大人の女性の救世主。羽織ったコートも腕まくりをしたり、ちょっとした着崩しが洒落感をアップしてくれます
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◆前田典子

モデル・タレント。愛称はマエノリ。女性ファッション誌、テレビなどで活躍し、現在はブランドプロデュースなど多方面で活躍中。趣味はゴルフや旅行。@maenorichang

撮影/西崎博哉(MOUSTACHE) メーク/森ユキオ(ROI) 構成・文/加治かおる

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『reShine2025秋号』では、気分が上がる美容・趣味・暮らしの実例やヒントを紹介。特集では“いくつになってもキレイ”の作り方や、ご機嫌でいるための秘訣を、reShine世代=(50~60代の女性たち)である、安田成美さん、高島礼子さん、南果歩さん、松本伊代さん、紫吹淳さん、鈴木砂羽さん、渡辺満里奈さんたちにインタビュー。誰もがおしゃれで粋に見える大人の着こなしについて、同世代の人気モデル、富岡佳子さん、前田典子さんがレクチャー。ほか、京都の大人旅や、白髪・薄毛対策、気になる美容医療など、役に立つトピックスをお伝えします。「付録付き限定版」では、3WAYに使えるマルチパウダー「レカルカ イルミネイトマルチ」の現品付き。

※『reShine』2025年秋号

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