
1768日ぶりの「生配信」でも、5人のわちゃわちゃぶりは健在だった。嵐の5人がデビュー26周年にあたる11月3日、メンバー揃って「生配信だヨ嵐会2025」を行った。2020年の大晦日に『NHK紅白歌合戦』で歌唱して以来の生の姿にファンは歓喜した。特にリーダーの大野智(44才)は、活動休止してからの約5年間は芸能活動と一線を引き、沖縄・宮古島を拠点に生活していた。
「大野さんが実質的なオーナーを務める宮古島のリゾート施設は今春完成しており、彼と関係の深い友人らが宿泊することもあるそうです。
そういった悠々自適な生活の中で大野さんの見た目も激変していましたが、最近は来春の嵐最後のコンサートのために“アイドルのスタイル”を取り戻すのに必死だそうです。ダイエットにも取り組んで10kg近く減量したとか。生配信のときはかなり日焼けしていましたが(笑い)」(芸能関係者)
カジュアルな装いのメンバーは、歴代のCDやポスター、5人で書いたサイン色紙などが飾られたスタジオから近況を報告したり、思い出話に花を咲かせた。本誌『女性セブン』は昨年10月、大野が腕に特徴的なタトゥーを入れ、宮古島で過ごす様子を報じた。
「宮古島では、タトゥーを人に見られても気にしないで過ごしていますが、配信では長袖を着て隠していたようです。“嵐のメンバー”として公の場に出るという気持ちの切り替えがあったんでしょう」(前出・芸能関係者)
一方で、コンサートの詳細や、嵐の今後についての発表は一切なし。肩透かしを食らったファンも少なくなかったようだ。

「来年5月までに出す新曲の制作が進んでいるという話があります。メンバーには“嵐最後の新曲を引っさげてラストライブを”という思いがあるようですが、リリースはまだ先のよう。コンサートについても同様で、“すべてのファンに来てもらえるように”という
強い意向から、230万人を動員した活動休止前のツアーに匹敵する規模になるという声も聞こえます。目下、会場を押さえるべく調整が続いているようです。ただ、どちらも発表できるタイミングではなく、何も言えなかったのでしょう」(音楽関係者)
にもかかわらず生配信を行ったのは、「デビュー記念日」ということ以上の意味があったようだ。
「嵐の5人は常にファンを第一に考えてきました。フィナーレに向けてお知らせすることがなくても、ファンとの時間を持つこと自体が重要だったのでしょう。
加えて、しばらく芸能活動をしていなかった大野さんにとっては、『慣らし運転』の時間がどうしても必要です。大野さん自身も生配信の終盤に話していましたが、“精神のリハビリ中”であることは間違いありません。ファンを満足させるコンサートにするためには、大野さんが鍵を握っていますから、大野さんのコンディションを上げていくためにも、ほかの4人が集まったということなのでしょう」(前出・芸能関係者)
実際、多忙を極めるメンバーもいる。二宮和也(42才)はこの秋『VIVANT』(TBS系)のアゼルバイジャンでのロケに参加。松本潤(42才)は佐々木希(37才)が主演の映像作品を撮り終えたばかりだ。しかし、どんなにソロ活動が充実していても、嵐としての活動の優先順位が高いのだろう。5人の絆の強さは、少しも変わらない。
※女性セブン2025年11月27日号












