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「本当にバカだったなと思います」無期限活動自粛中の生島ヒロシが告白 「ボランティアがライフワーク」「来春にも復帰の可能性」…セクハラ降板後の生活と心境を語る

無期限活動自粛中のフリーアナウンサー生島ヒロシ
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「ぼくとしては反省しかありません。失ったものも大きいですし、大変なご迷惑をかけたかたが、たくさんいらっしゃるので申し訳ない気持ちでいっぱいで。本当にバカだったなと思います」

 自身の過ちを振り返り、こう語ったのはフリーアナウンサーの生島ヒロシ(74才)。11月末の週末、都内で開催された医療的ケア児【※】のためのコンサート会場には、ボランティアスタッフとして忙しく働く彼の姿があった。

【※NICU(新生児集中治療室)などに入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろうを使用するなどの医療的ケアが日常的に必要な子供たち】

 生島が、重大なコンプライアンス違反によってTBSラジオの冠番組を降板、無期限の活動自粛となったのは今年1月のこと。

「番組スタッフを厳しく叱責したり、女性スタッフに不適切な画像を送信したりといったパワハラ・セクハラ行為が問題視されました。最終的に、生島さんは自身が立ち上げた芸能事務所を退所し、事務所も社名を変更することになりました」(芸能関係者)

 冒頭の言葉通り、多くを失った生島は、この10か月あまり、反省の日々を過ごしていたという。本人に話を聞いた。

能登被災地で炊き出しをした際の様子
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──自粛期間はどう過ごしていた?

「知り合いの能登(石川県)のお寺のご住職のつながりで被災地での炊き出しを手伝ったり、千葉県の障害者施設でボランティアをしたりしていました。これからはボランティアがライフワークです。地道に恩返し、罪滅ぼしをしていくつもりです」

 福祉活動に精を出してきた生島。そんな彼に、早ければ来春、在京キー局の文化放送で復帰の可能性があるという。

──来春に復帰?

「そうですね、でもまだ決定ではないので。お声をかけていただけるのはありがたいです」

──事務所はどうする?

「いろんな形で、来年から活動できればと考えています。どこかと提携するかは、まだわかりません」

──コンプライアンス違反の発覚時、即降板という判断だった。

「TBSにも迷惑をかけて申し訳ない気持ちですし、リスナーにも説明もできずに終わってしまって申し訳ない思いです。どこかでチャンスがあるなら、受け入れていただけるなら頑張りたいと思っています。自粛期間はつらい日々ですが、ボランティアで新たな発見があり、いろんなかたとの出会いもありました」

 終始、丁寧に語る生島の言葉には、再出発への決意がにじんでいた。

女性セブン20251211日号

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