
フジテレビが誇る才色兼備アナウンサー、藤本万梨乃アナ(30才)が12月31日をもって同局を退社することがわかった。東京大学医学部卒であり、学生時代には女性ファッション誌『non・no』の読者モデルを務めるなどの多彩ぶりで知られてきた藤本アナは、8月末に『めざましテレビ』にて結婚を生報告しており、“寿退社”と見られる。
「お相手は東大医学部時代の同級生で現在ドクターの男性のようです。結婚を報告した8月末時点で藤本アナは、“改めて、仕事を頑張っていきたいと思っております”と宣言しており、周囲には退社せずに仕事を続けると思っていた人もいたようです。入社7年目で、これから会社を引っ張っていくような中堅どころなので、残念に感じている同僚たちは少なくありません。この春、立て続けに人気アナウンサーが退社しましたが、これが“第二ドミノのきっかっけ”になるかもしれない、という声も聞こえています」(フジテレビ関係者)
一連の中居正広に関する騒動の中、今年の春頃、フジのアナウンサーが相次いで退社を発表。3月末をもって西岡孝洋アナ、椿原慶子アナ、永島優美アナが、そして6月末で岸本理沙アナがそれぞれフジテレビを去った。当時、西岡アナは49才だが、椿原アナは39才、永島アナは33才、岸本アナに至っては25才で、若手と中堅、ベテランがほぼ同時に抜けた形となり、大きな人材損失となった。
「目下、フジテレビは“再生と改革”に向けてあらゆる面で再編を進めています。この夏には編成局とバラエティ制作局を解体しましたが、いくつかの再編については局員から見ると“迷走”に映る部分があったようです。中には、“このまま会社にいてもいいものか”、“未来が見通せない”などと不安を抱えたままの局員がいると聞きます。
もちろんやる気を持っている人もいますが、当初、描いていた“テレビマンの姿”とは違う未来になっているという声は確かにある。藤本アナのように、タイミングやきっかけさあえれば、退社を考えている、という局員は少なくありません」(前出・フジテレビ関係者)
いまだ暗闇から抜け出せないかつての民放の雄。再編には、優秀な人材の流出を防ぐことも必要だろう。