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《夫婦関係はすぐに破綻していました》福原愛が振り返る“最初の結婚”「頑張ろうと自分に言い聞かせていた」、友人から「愛ちゃん“がまん中毒”になってるよ」と心配された日々

“最初の結婚”を振り返る福原愛
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 日本卓球界のレジェンドである福原愛(37才)が再婚し、さらに現在妊娠中であることを告白した──。2016年に台湾の元卓球選手・江宏傑(36才)と結婚した福原。翌年に長女を、2019年に長男を出産したものの、2020年に離婚を決意した。子供を連れて日本で生活することを模索するため、2021年初頭に単身で一時帰国、そのタイミングで“密会現場”が報じられた知人の男性A氏が、再婚のお相手だ。新たなパートナーと歩み始めた福原が、江との “1度目の結婚”について振り返る。【全3回の第2回】

 台湾での結婚生活では、多くの苦労もあった。自分の母親になかなか孫を会わせてあげられないこともその1つ。離婚の一因に、江の義家族との不仲が報じられたこともあった。福原はこう話す。

「いま思えば私が未熟だったんですよね。コミュニケーションの部分で難しいと感じていましたが、なかなか自分の意見を相手に伝えることができないままあきらめてしまったり……。

 結婚当初からとにかく、相手のご家族にもいい格好をしなければと考えすぎてしまっていました。何とか幸せな家族にならなければともがいていましたが、お互い相談できることもなく、夫婦関係は結婚してすぐに破綻していました。

 泣きながら仕事に行くこともよくありました。“もうちょっと頑張ろう、まだ頑張ろう”って自分に言い聞かせて。でも、心と体は正反対で、友人からは憔悴していく私に、『いまの愛ちゃん“がまん中毒”になってるよ』って心配されて。

 ただ、がまんをすればいいってもんじゃない。当時の夫や義家族に私の思いや本心をちゃんと伝える努力をしなければいけなかった。私の人間力が足りなかったんですね。限界に達して、母が台湾にサポートに来てくれたときに自分が如何に平常じゃなかったのか気づかされた気がしました。母の存在がありがたかったです。

子育てと仕事の両立を目指す
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 やっぱり本音でコミュニケーションが取れるってめちゃくちゃ大切なことだと思いました。“正直に言える”“ちゃんと話も聞く”、この双方向性が成立していないと、結婚生活も何においてもうまくいかないんだということも実感しました。困っているときとか悩んでいるときに、話をゆっくり聞いてもらえることが、どんなことより価値があるんだと思いました。

(再婚相手の)Aさんとは、お互いに本音で話せるし、相手の話をじっくり聞ける関係なんだなと思います。何気ない日常で、『サーティワンの新商品が出たんだ』って、コンビニでアイスを買ってきてくれる。そんな日々の些細な優しさに私が支えてもらっています」

 最初の結婚は、日本と台湾でそれぞれ披露宴を行い、3000万円ものダイヤモンドの結婚指輪を贈られたなど“派手婚”が話題となった。

「夢見がちだったな……と思います。今回はいわゆる結婚指輪もないですし、そういえばプロポーズの言葉もない(笑い)。あ、でも記念に何かほしいなって言ったら、Aさんが友人に頼んで、私の誕生石・シトリンの指輪を作ってくれました。高価なものじゃないけれど、私にとってはそれで充分なんです」

(第3回へ続く)

女性セブン20261815日号 

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