
年の瀬の12月26日。野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表「侍ジャパン」のメンバーのうち8選手が発表されて、2023年の前回大会に続いてロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)の出場が正式決定した。日本代表は、東京ドームで開催する「1次ラウンド東京プール」からスタート。その3月6日の開幕に備えて、2月末には大谷も帰国する。
そこで注目なのが、妻の真美子さん(29)と生後10か月となる愛娘、そして愛犬デコピン。「2024年の結婚後、初めて大谷ファミリーの凱旋帰国なるか」ということだ。2025年3月にはドジャースが、東京ドームでMLB開幕戦を開催。大谷も一時帰国して、豪快な本塁打をかっ飛ばしたが、真美子さんとデコピンは、出産間際だったためにロサンゼルスで留守番だった。ただ、今回こそは満を持して帰国すると見られている。
MLB関係者によれば、「12月にはバカンスで家族でハワイ島を訪れたことが、米国人や中国人のSNSで明らかになりました。また、11月にも真美子夫人らはワールドシリーズで米国東海岸側のカナダ・トロントまで応援に行っていました。ともにロサンゼルスからは片道5~6時間のフライト。もう子連れでの長時間の飛行機も問題ありません」という。
前回(2023年大会)は結婚前。既に交際中だったと見られるが、今回、真美子さんは堂々と球場にも足を運ぶはず。
「2025年3月の東京ドームでの開幕戦で大谷選手は、チームメイトたちの泊まるホテルではなく、都内の自宅に滞在していたと言われています。今回のWBCでもそこを拠点にするともっぱらです。真美子さんやお子さんもそこで一緒に過ごすのではないでしょうか。
真美子さんは、ロサンゼルスでの試合の際は、大谷選手を車で送迎することもありました。結婚後、常に夫を支えてきた彼女が、WBCという大谷選手が大事にしている試合に帯同しないはずがありません。大谷選手のお母様やお父様も駆けつけるでしょうから、久しぶりの大谷家の集いになる可能性もありますね」(前出・スポーツ紙記者)
年末年始や夏のお盆休みの帰省シーズンといえば、多くの日本人家族が頭を悩ませることの1つが「嫁姑問題」だ。「義父母に会いたくないから帰省したくない」、「孫には会いたいが嫁とは顔を合わせたくない」──そんな悩ましい声が聞こえてくるのがこの季節。ある調査では、妻の3人に1人が夫の実家への帰省を「ネガティブ」に感じているという結果も出ている。近年では、夫婦別々で自分の実家に帰る「セパレート帰省」も増えているというが、真美子さんにとっては、どこ吹く風。全く関係ないという。
振り返れば、結婚直後だった2024年3月。韓国・ソウルでのドジャースのメジャー開幕戦では、真美子さんが大谷の両親と観客席で並んで座って応援する姿が目撃された。
「2025年シーズンも、4月の出産後に渡米した大谷選手の母親や姉とともに過ごすなど関係は非常に良好です。試合中、義母とハイタッチやハグをかわす真美子さんの姿を周囲が微笑ましく見ていました。
真美子さんはバスケの実業団時代から、社交力やコミュニケーション能力が高いと言われています。現に、ドジャースのチームメイトの夫人たちとも打ち解けていますし。義父母に対しても、親しき仲にも礼儀ありで、フランクな部分と礼儀を重んじる部分のバランスが非常に良いそうですよ。家族を大事にする大谷選手ですから、真美子さんのそういった性格も結婚の決め手になったのでしょうね」(前出・スポーツ紙記者)
WBC本番では、東京ドームのVIP席でドジャースタジアム同様に、真美子さんとデコピンの姿が見られるかもしれない。さらに、隣には義父母も──家族総出の闘いの裏で際立つのは、良妻賢母である真美子さんの存在感なのだろう。