社会

《雅子さまと愛子さま、高市首相の“乱心”解散劇への困惑》国賓として招待するUAE大統領の来日と重なる投開票日程 政界が慌ただしい中で発揮される皇室による国際親善の神髄 

大相撲初場所をご観戦された愛子さま(2026年1月18日、撮影/JMPA)
写真22枚

 首相官邸の演壇で、衆院解散を力強く宣言した高市早苗首相(64才)。一方この決断によって、プリンセスの“晴れ舞台”にも暗雲が垂れ込めて──間もなく迎える国際親善の行方と、その内幕を徹底レポートする。

究極の自己都合解散

 1月18日、天皇ご一家が大相撲初場所をご観戦。天覧相撲は令和に入って2度目で、2020年1月以来6年ぶりとなった。幼少から相撲ファンとして知られる愛子さまは、手ずから星取表に勝敗を書き込み、時折身を乗り出すようにして取組をご覧になるなど好角家の本領を発揮。後ろに控える日本相撲協会の八角理事長にもたびたび質問し、相撲熱はまったく冷めていない様子だった。

 しかしいま永田町では、そんな愛子さまの表情を翳らせるような事態が起きている。

「1月19日、高市首相は会見を開き、1月23日に衆議院を解散、2月8日に投開票を行うと正式に表明しました。そもそも今回の解散は、“内閣が高支持率のいまなら勝てる”と踏んだ高市首相が、ごく限られた側近と画策したもの。予算成立の遅れなど、国民生活に大きな影響を及ぼすことは必至で、大義なき解散の動きが持ち上がった当初から『国民を無視した究極の自己都合解散だ』との批判が政権幹部からも上がっていました」(政治部記者)

 高支持率と情勢調査に踊らされた高市首相の“乱心”ともいえる急転直下の解散劇は、日本国民だけでなく、海外の賓客にも影響を及ぼすことになりそうだという。

「選挙戦の日程が、政府から国賓として招待されているアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領の来日と、ちょうど重なっているのです。国賓とは、国が最も手厚い待遇でもてなす賓客で、皇居での宮中晩餐会や歓迎式典など、皇室による接遇のほか、首相による会談が行われます。まさに愛子さまたちにとっての大一番です。

 大統領の滞在は投開票日当日の2月8日から10日までの3日間ですが、来日の直前まで全国を飛びまわることになる高市首相は選挙が終わった9日以降に、何とか都合を付けて会談を行う算段のようです。

高市首相の決断には、与党からも批判の声が殺到した(写真/Getty Images)
写真22枚

 しかし、万全でお迎えできる状態とは到底言い難く、慌ただしい接遇になってしまうのは間違いない。そもそも首相自らが進退を懸けると明言しているように勝ちが決まったわけではありません。仮に、退陣の可能性が出てきてしまった場合、そんなリーダーとどうして語り合いたいと思うでしょうか。

 今回の強行スケジュールは、先方から“日本はわれわれを軽視している”と受け取られかねず、国際親善に心を尽くしてきた雅子さま、愛子さまはこうした状況を憂慮されているのではないでしょうか」(前出・政治部記者)

 愛子さまと雅子さまは目下、大統領をおもてなしするための準備に取り組まれている最中だったという。

「宮中晩餐会で飾る花のアレンジや細かな料理のメニューを考えるのは、皇后である雅子さまのご担当。晩餐会のメニューは賓客が来日するおよそ3週間前には決定されるスケジュールのため、すでに調整が行われていた最中でした。

 また、宮中晩餐会には愛子さまが出席される可能性も取り沙汰されていますが、お食事をともにするにあたり、相手国の文化や歴史を学んでおく必要があります。特にUAEはイスラム教国ですから、日本との細かな文化の違いに気を配る必要がある。愛子さまはすでに資料を読まれ、勉強をはじめていらっしゃっていたようです」(宮内庁関係者)

 さらに、UAEは雅子さまにとっても特別な“思い出の地”だという。

「雅子さまが前回同国を訪問されたのは、1995年、阪神・淡路大震災が発生した直後のことでした。現地では当時の皇太子から、被災者へのお見舞いとお悔やみの言葉がかけられました。今回、同国の大統領を国賓として迎えるにあたり、当時の思い出についても雅子さまから愛子さまへと語られているはずです」(皇室ジャーナリスト)

 政界が慌ただしさを増す中で行われることになる国賓接遇。皇室による国際親善への神髄が発揮されることになる。

「日本では政治のリーダーが変わっても、皇室の方々は変わらずに、国民に寄り添ってこられました。血筋が連綿と受け継がれ、国民統合の役割を果たしてきたこうした皇室の在り方は、世界からも尊敬の的となってきたのです。今回の国賓来日では、それがますますクローズアップされることになるでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

 国民生活を置き去りにして首相が独断専行する中、プリンセスが皇室の真価を見せつける。

女性セブン202625日号