「ご神体は小海線のレールで、鳥居は枕木を活用して作られました。かつて実際に使われたSLの車輪が寄贈されていて、境内に納められています」
筋金入りの「鉄道神社」だが、実は鉄道ファン以外からの視線も熱いという。その理由は1375mという標高にある。

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「1375が『ひとみな幸福』や『ひとみな合格』と読めることから、幸運を願う人や受験生も足を運んでくれるようになりました。『第一志望に合格しました』『鉄道関係の会社に就職できました』と書かれた絵馬を見つけたときは嬉しかったです」
建立から21年が経った鉄道神社は、今春にとあるイベントを控えているという。
「老朽化してきた鳥居を新調する予定です。派手な神社ではありませんが、たくさんの人の手と想いで守られてきた場所です。1375メートルの“日本一高い地点”で、空と山に囲まれながら願い事をしていただけたらうれしいですね。受験や試験に挑む方にとって、落ちない神社としてそっと背中を押せる存在でありたいと思っています」

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合格祈願のために訪れるのも、観光がてら足を伸ばすのも良いかもしれない。