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本格的な受験シーズンが到来した。合否を分けるのはそれまで自分が積み重ねてきた努力の量だと頭では理解していても、いざ本番が近づくと神頼みしたくなるのが人間の性というもの。そこで今回は、人々から“落ちない”ことで知られる神社や寺を徹底取材。全4回に渡って最強の「開運神社」を紹介する。【第1回】
『釣石神社』(宮城県石巻市)

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北上川の下流部に位置する『釣石神社』(宮城県石巻市)。目を引くのは、社名の由来にもなった「落ちそうで落ちない」巨石だ。社殿に向かう階段の途中に鎮座するこの巨石は、1978年の宮城沖地震や今年で発災から15年を迎える東日本大震災でもびくともしなかったという。
「東日本大震災以降、受験生の参拝が増加したように感じます」と語るのは宮司の岸浪均さんだ。その言葉通り、記者が足を運んだ日(2025年12月中旬)も多くの人が合格祈願に訪れていた。仙台市内から訪れたという50代の女性は、「娘の大学受験の合格をお願いするためにきました」と語る。
「実は娘の高校受験のときもここを訪れていて、無事に第一志望校に合格しました。受験がある年だけ足を運ぶのはあまりにも現金かなと思い、それ以降毎年参拝しています。いよいよ受験が目前に迫ってきたので、『今回もよろしくお願いします』と伝えました」(50代の女性)

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はるばる神戸から足を運んだという20代の男性もいた。
「SNSでこの神社を紹介する記事を見つけて、『行くしかない!』と思いたち、飛行機とレンタカーを使ってやってきました。受験ではなくて、神戸市役所の採用試験に合格しますようにという祈願のためです。東日本大震災にも負けなかったというだけあって、ものすごい迫力で圧倒されてしまいました。自分もあの石のように試験に“落ちそうで落ちない”ように祈っています」