
恋愛のときにこそ、自分がうらめしくなるような「不器用さ」が出てくる。そんなリアルな心理描写を見事に表現している今作。ヒロイン・松野トキ(高石あかり)の相手役 (レフカダ・ヘブン)を演じるトミー・バストウと、幼なじみ・サワの相手役(庄田多吉)を演じる濱正悟が恋愛シーンの舞台裏を語る。
トミー・バストウインタビュー
「ヘブンがトキに惹かれた理由は2つ。1つはヘブンが病気になったときのトキの看病。『いい嫁さんになるだろう』と。もう1つはあかりさんの芝居のおかげです。“大寒波”を説明してもらったとき、キュンとしました。ジェスチャーとか表情はメチャかわいい。僕もたぶん、恋に落ちたかな (笑い )」と、作中では詳しく描かれなかった、ヘブンのトキへの想いを、トミー・バストウ(34)が明かしてくれた。

夫婦となった後の芝居については、「大きくは変わらないが、より落ち着いた」と分析。高石に合わせて自身の芝居も自然に変わっていき、「彼女のおかげで感情的なシーンが無理なく演じられる」と、深い信頼をにじませた。

「ヘブン先生に英語を教わるトキ。今後、トキの世界がさらに広がる予感!?英語を覚えた先の展開が気になります。これまで困難続きだったからこそ、ふたりの仲良し夫婦っぷりに毎回ほっこり。ずっとやっていてほしいです」(朝)
濱正悟インタビュー
「夕暮れのサロンで、ふたりきり。プロポーズのシーンは、かっこよく決めようと思っていたのに、想像以上に緊張してしまい、手がリアルに震えていました」

第85回で庄田がサワにフラれるシーンについて、濱正悟(31)が振り返る。
「庄田は学問に関しては優秀でも、恋に関してはまったく器用ではない。帰り道も、自分のショックより『サワさんに何かあったのかな』と慮っていたんじゃないかな。そこが彼の良さだと思います」
『舞いあがれ!』以来3年ぶりの朝ドラの出演。リラックスできる勝負飯があるという。
「撮影初日から打ち解けられる空気感を作ってくださいました。僕、カレーが大好きで、カレーを出前にしてくれることが多いですね」

生真面目さが“かせ”になり、縁談が…
「似た境遇のサワと庄田は惹かれ合うものの、庄田のプロポーズを断るサワ。『自分で貧乏を抜け出さなきゃ』という彼女の生真面目さが“かせ”になってしまい、『シンデレラ』にはなれなかった。不器用なサワの涙、胸が痛かったです」(朝ドラ子さん・以下同)
歴代の朝ドラとは違う恋愛描写
「従来の朝ドラとは違い、『好き』などの言葉であえて語らないのが『ばけばけ』の真骨頂。揺れ動く感情を繊細に、丁寧に積み重ねます。互いに意識しつつも、なかなか一歩踏み込めなかったトキとヘブン。気持ちを通わせながら、どうしても庄田の手をとれなかったサワ。何かが違ったら、結果は逆だったかも…? もどかしく、ままならない想いは、それぞれに背負うものがあるからこそ。恋愛をテーマにしつつ、一人ひとりの『人生』が“化けて”でてくる描写は見事です」
主要人物、今後のここが気になる
【トキの親戚】雨清水三之丞と雨清水タエ

「いずれは、三之丞が経済的自立を果たす日が来るのでしょうか。これまでの生活力のなさを思うと少々厳しそうですが…一度どん底を味わったふたりに、もうこれ以上傷ついてほしくないものです。がんばってほしい」
【英語教師】錦織友一(吉沢亮)

もはや「第二のヒロイン」。
「ヘブンへの想いは人一倍、こっそり第二のヒロインと呼んでいます (笑い )。離れ離れになってもきっと物語に関わってくるはず」
【トキの祖父】松野勘右衛門(小日向文世)

再登場が待たれるオジジ。
「近ごろ登場しなくて寂しい…。史実では、『八雲』の名付け親ポジションだそうで。再登場していい仕事をしてくれることを期待です」
2月16日 (第20週)の放送から、舞台は熊本へ!
トミーは熊本編の見どころを「いろんなチャレンジにトキさんと取り組まなければならず、本当に面白い部分」と紹介。離ればなれとなる「親友」錦織との関係については、「 (モデルとなった小泉八雲と西田千太郎氏は )手紙を100枚以上送り合ったそうです。本当に貴重な友情でした。ヘブンさんも錦織のことを忘れないと思います」と明かした。

トキとヘブン、両親、そして松江から書生としてついて来た丈 (杉田雷麟)など、松野家は大所帯に。穏やかな日々を過ごす一同にとって、大事なあるモノがなくなったことで事態は急変する。

松野家にかかわる新キャストたち
【熊本の田舎に住む女性】吉野イセ(芋生悠)

田舎の村のさまざまな言い伝えに詳しい。呪われているとの噂も。
【熊本の商売人】荒金九州男(夙川アトム)

明らかに怪しそうな商売人。
【ヘブンの同僚の妻】ラン(蓮佛美沙子)

ヘブンの同僚英語教師・ロバートの妻。トキと友人になっていく。
【ヘブンの同僚教師】作山(橋本淳)

熊本第五高等中学校の英語教師で理路整然とした合理主義者。
【松野家の女中】クマ(夏目透羽)

熊本でのトキたちの暮らしを支える松野家の女中。
※女性セブン2026年2月19・26日号