《3月末に岩手・宮城、4月上旬に福島へ》天皇家の被災地訪問 愛子さまの日赤勤務のご都合を勘案し、日程が2回に分けられる 「国民と同じように働きたい」という強いこだわり

東京都内に春一番が吹いたその日、皇居・宮殿のベランダには柔らかな日差しが差し込んでいた。皇室の未来を祝福する国民に笑顔で手を振られた愛子さま。その胸中には、どんな思いが去来していたのか──。
3月末、両陛下は東日本大震災の被災地訪問に臨まれる。
「今年、発災から15年の節目にあたり、3月末に岩手・宮城両県を、4月上旬には福島県をそれぞれ1泊2日の日程で訪問されます。まだ正式に発表されていませんが、これらのご訪問に愛子さまも同行される方向です」(宮内庁関係者)
当初、1回で東北3県を巡られるとみる向きもあった今回のご訪問。別の宮内庁関係者は、最終的に日程が2回に分けられた理由の1つとして「愛子さまの日本赤十字社(以下、日赤)での勤務のご都合が勘案されているようです」と語る。
「皇室の方々の被災地訪問は、受け入れ側の自治体の態勢や市民への影響を考慮し、平日に設定されることが多い。愛子さまはほかの職員と同じように、基本的に週5日出勤されていますから、一度に3県を巡られるとなれば週の半分以上欠勤されることになり、それだけ職場にも大きな影響が出てしまいます。
連泊に負担が伴う雅子さまのご体調に配慮した部分もありますが、愛子さまの“両陛下と被災地へ”という思いを実現させつつ、欠勤の影響を最小限に抑えるため、2回に分けての訪問が計画されたようです」(別の宮内庁関係者)
《公務以外でも、様々な困難を抱えている方の力になれる仕事ができれば》との思いで、日赤への就職の道を選ばれたという愛子さま。入社に際しては宮内庁を通じ、“特別扱いはしないでほしい”という意向を伝えられたという。

「当初、日赤側は週3日程度の勤務を想定していたといいますが、入社以来愛子さまはほぼ毎日出社されています。昨年、所属部署の繁忙期にあたる8月には休日出勤される姿も目撃されている。
午前中、ドレス姿でご公務に臨まれた後に着替えて出勤されたり、夕方にご公務を控えている際は、ギリギリまでお仕事をされたりすることもしょっちゅうです。愛子さまは目下、皇族としての役割を果たされながら、職員としてのお仕事もおろそかにしない道を模索されているようです」(前出・宮内庁関係者)
とはいえ、愛子さまのお立場を考えれば、“そこまで仕事に邁進する必要もないのでは”という声も聞こえてくる。
「大前提として愛子さまは内親王であり、たとえ勤務日数が週数回にとどまろうと、上司や同僚の理解は問題なく得られるはずです。そんな中、愛子さまが忙しい日々の合間を縫うようにして出勤されているのは、ひとりの社会人として、一般の国民と同じように働きたいという強いこだわりをお持ちだからでしょう」(皇室ジャーナリスト)
こうした愛子さまの姿勢は、雅子さまのお姿を彷彿とさせるものがある。
「外務省のキャリア官僚として最前線で働いてこられた雅子さまは、いまの愛子さまと同じ24才のとき、女性外交官を特集する朝日新聞の取材に“結婚と仕事を両立したい”と語っていらっしゃいます。そうした信念のもと仕事に打ち込んでこられた雅子さまは、愛子さまにも“仕事をするならば全力で”とアドバイスされたのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
※女性セブン2026年3月12日号