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《意外なタトゥーには意味がある》宮沢りえ(52才)「だらしないドレス」と批判されても「左肩に刻んだ折り鶴」に込めた思い 

ドレス姿が批判を浴びている宮沢りえ
写真13枚

 これが国民的女優ゆえの“注目度”の高さなのか──宮沢りえ(52)が、いわれなき批判を浴び始めて、SNS上でちょっとした論争が巻き起こっている。宮沢は、2月28日のイタリア・ミラノで開催された「ボッテガ・ヴェネタ」の2026-27年秋冬コレクションに登場。背中と胸元と腕が露わな黒いロングドレスで現れた姿を、『ELLE』のJapanや台湾の公式インスタグラムなどが公開。すると、左の肩ひもが左の二の腕までズレている様子と、その左肩甲骨上部に「折り鶴」のタトゥーが映っていたことに対して、一部のネットユーザーたちが批判的な感想を書き込んだ。 

《肩紐 だらしない》 

《見せすぎな感じで不快》 

《上品さに欠けてる》 

《タトゥーしてる人は悪人でなくても嫌い》 

 多くは「相変わらずきれい」、「おしゃれ」と称賛コメントで、中には「これがボッデガのデザイン」、「きれいで上品なドレスなのに、これが批判されるの」と、フォローをするコメントも。宮沢を古くから知るファッション関係者は「批判をしている方々は、実際にボッデガのドレスを見たことも着たことがないのでしょう。それに、人気K-POPグループStray Kidsのアイエンさんと談笑する映像も流れたので、うらやましさもあったかもしれません」と笑い飛ばす。 

 52才になっても、世界の超一流ファッションイベントに招待されるその美貌が、嫉妬の対象になったと言えるのかもしれない。 

 ただ、あらためて日本でのタトゥーへの抵抗感が可視化された瞬間でもあった。前出のファッション関係者は「アーティストのあいみょんさん(31)や元欅坂46の長濱ねるさん(27)らとともに、りえさんも過去に『ギャップを感じるタトゥー芸能人』として名前が挙がったことがありました」と話す。いずれも、清廉さやまじめな印象を抱かれているゆえだという。 

批判を浴びている宮沢のドレス姿(インスタグラムより)
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 ただ、芸歴40年以上の宮沢は、これまでも世間とのイメージのギャップに揺らぐことなく、独自のスタイルを貫いてきた。この折り鶴タトゥーでいえば、公の場で初めて確認されたのは2016年。それ以前からも、数週間で消える「ヘナタトゥー(ボディーアート)」を入れてテレビに出演するなど、ファッションや自己表現の一部としてタトゥーを取り入れていた。 

 タトゥーは、世界的には単なるファッションではなく、自身のアイデンティティや信念を体に刻む行為として浸透している。宮沢の「鶴」は、古来から長寿や吉祥の象徴で、中でも折り鶴のタトゥーには「平和」や「希望」の願いが込められている。 

 実際、宮沢の平和に対する思いは深い。2005年に広島の被爆者をテーマにした映画『父と暮らせば』の出演する際には、1人でお忍びで広島平和記念資料館を訪れて、一般客に混じって展示を見て回った過去もある。また、近年の映画舞台あいさつでも「平和というのは危険と紙一重」と、現在もなお世界中で紛争が続く世に発言していた。 

 前出のファッション関係者は「左肩の小さな折り鶴にも、りえさんのひとかどの思いが込められているのでしょう。それに衣装で隠すことも簡単な場所で、俳優業に支障をきたさない範囲にとどめられていて、むしろ私はプロ意識の高さを感じています」と慮った。 

 偏見の目や古いイメージに縛られず、自分らしさを堂々と表現できる宮沢だからこそ、視聴者や観劇者たちの心震わす芝居が演じられると、言えるのかもしれない。 

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