
さまざまな食材が高くなり、日々の献立に頭を痛めている人も多いはず。そんなときに頼りになるのが“ひき肉”。お手頃価格で、旨みたっぷり。シンプルな作りおきは、調理の時短にも大活躍。冷蔵庫に常備しておけば毎日がハッピーになる、使い勝手抜群のレシピをご紹介!
※材料は特記のもの以外2人分。※電子レンジは600Wを使用。
※作りおき食材は冷蔵室で4~5日保存可。
「私も肉みそやそぼろなどのひき肉炒めをよく作りおきしています」と話す大庭英子さん。
「ご飯にのせたり、麺と和えたり。これからの季節はそうめんの具にもいいですね。焼き野菜や蒸し野菜にかけるだけで、栄養のバランスがいい、おかずになります。
今回は価格が手頃で、短時間調理で旨みがでやすい豚肉を使用。脂が少なく赤身が多いひき肉を選ぶのがおすすめです」(料理研究家 大庭英子さん・以下同)
中華風肉みそ
ポロポロになるまで炒め、調味料と煮込んでコク旨に

材料(作りやすい分量)
豚ひき肉…400g
にんにく…1片
長ねぎ…2/3本(約80g)
しょうがすりおろし…大さじ1
油…大さじ1/2
酒…大さじ4
赤だしみそ…80g
砂糖…大さじ1
水…2/3カップ
ごま油…大さじ1
作り方
【1】にんにく、長ねぎはみじん切りにする。
【2】フライパンに油を熱して豚ひき肉を入れ、フライ返しなどで押さえながらほぐすように中火で炒める。ポロポロになったら、にんにく、長ねぎ、しょうがを加えてさらに炒める。
【3】酒、みそ、砂糖、水を加えて炒め合わせ、煮立ったらふたをして弱火で15〜20分煮る。
【4】ふたを取って汁気を飛ばし、ごま油を振ってひと混ぜする。
Point
【1】ひき肉はフライパンに押しつけるようにしてポロポロになるまで炒める。「食感がよくなり、グンとおいしくなります」。

【2】香味野菜などを加えてしっかり炒めた後で、調味料と水を加える。

【3】「煮立ったら肉の旨みを引き出し、調味料の味を染みこませるために、ふたをして弱火でじっくり煮ます」

【4】ふたを取って、しっかり炒めて汁気を飛ばし、旨みをギュッと濃縮させて仕上げる。

ジャージャー麺
ラー油で辛みをプラス。夏にうれしいスタミナ麺

作り方
【1】もやし1袋はひげ根を取る。きゅうり1/2本は長さを半分に切り、せん切りにする。トマト1/2個は縦に6mm幅に切る。
【2】鍋にたっぷりの湯を沸かし、ほぐした中華生麺2玉を入れ、ゆで上がりの表示時間の1分前にもやしを加えて混ぜる。ざるにあげ、冷水で洗うようにして冷まし、水気をよく切る。ボウルに入れ、ごま油小さじ2をまぶす。
【3】中華風肉みそ150gはラップをかけ、電子レンジで1分ほど加熱して温める。
【4】器に【2】を盛り、【3】、きゅうり、トマト、パクチー適量をのせ、ラー油適量をかける。
キャベツとピーマンの肉みそ炒め
野菜とサッと炒め合わせるだけで完成。仕上げの豆板醤でご飯に合う旨辛味に

作り方
【1】キャベツ150gは3~4cm角に切る。赤ピーマン1個は縦半分に切り、へた、種を取りさらに4等分に切る。玉ねぎ1/2個は横半分に切り、3cm幅に切る。
【2】フライパンに油大さじ1を熱し、【1】を入れて中火で炒めて酒大さじ1を振る。
【3】少ししんなりしたら中華風肉みそ120g、豆板醤小さじ1/3 を加えて炒め合わせる。
なすのフライパン焼き肉みそかけ
トロッと焼いたなすにひき肉が絡む。肉みそは温めるのがおいしさの秘訣

作り方
【1】なす3個はへたを落として縦半分に切り、皮目に浅く切り込みを入れる。
【2】フライパンに油大さじ2を熱してなすの皮を下にして並べ、ふたをして中火で3〜4分焼く。上下を返して同様になすがやわらかくなるまで3分ほど焼き、器に盛る。
【3】中華風肉みそ120gはラップをかけ、電子レンジで1分ほど加熱して温めて【2】にかける。白ごま適量を振る。
麻婆はるさめ風
フライパンひとつで完成。旨みをたっぷり吸ったはるさめが美味

作り方(2~3人分)
【1】はるさめ70gはキッチンばさみで、6~7cm長さに切る。
【2】フライパンに水1カップを入れて火にかけ、煮立ってきたらはるさめを加えてふたをして、弱火で5分ほど煮る。
【3】中華風肉みそ150g、豆板醤小さじ1/2を加えて混ぜ、ふたをして汁気がなくなるまで4~5分煮る。仕上げにごま油大さじ1/2を振り、火を止めてパクチー適量を混ぜたら器に盛る。
◆教えてくれたのは:料理研究家・大庭英子さん

50年近いキャリアを通じ、シンプルで簡単なのにおいしいレシピを多数紹介。近著は『72歳、ひとり暮らしの野菜料理は気楽でいい』(主婦の友社)。
撮影/広瀬貴子
※女性セブン2026年7月2日号