
186cmの長身から繰り出されるパワフルなショットは、父親の現役時代を彷彿させる。松岡修造(58才)の長男・修さん(22才)が今夏、プロテニスプレーヤーとしてデビューする。
「修さんは日本の高校を中退してアメリカに渡り、現在はアリゾナ州立大学の4年生。大学卒業とともにプロの道へ進みます。日本人史上初のATPツアー制覇を成し遂げた修造さんを超える可能性のある逸材です」(テニス関係者)
6月、東京・有明で開催された「東京有明国際オープン」では、プロ転向前ながら、男子シングルス1回戦で2023年の全日本選手権王者に逆転勝ちして片鱗を見せつけた修さん。父の松岡から、試合や練習を見てアドバイスをもらうこともあるという。だが、決して順風満帆な父子鷹ではなかった。
「お父さんはみんなをだましている。みんな本当のお父さんを知らない」
かつて修さんは、世間が抱く松岡の印象と、家庭での父親としてのギャップにそうこぼしたことがあった。
「“日本一アツい男”でありながら、アスリートへのインタビューなどでは柔和で穏やかな印象ですが、家庭では亭主関白な面があったんです。そんな修造さんに、修さんは反発することもあったそうです」(前出・テニス関係者)
修さんは8才からテニスに打ち込み始めたが、否が応でも偉大な父と比べられる日々。けがもあって、12才の頃にはテニスから一度距離を置いた。
「修造さんはテニスの厳しさや高いレベルで競技を続けることの難しさを知っていたため、むしろ修さんにテニスをしてほしくなかったといいます」(前出・テニス関係者)
2年ほどのブランクを経てテニスを再開した修さんだったが、父子の距離は微妙なままで、2019年夏には松岡の自宅の「騒音トラブル」が報じられた。
「食器が割れる音や低い怒鳴り声が家の外まで響いて、近所では松岡さんと修さんの“父子げんか”だという人もいました。それも、一度や二度ではなかったといいます」(芸能関係者)
騒動と同時期に、修さんは単身渡米した。離れて暮らした時間は、父子の距離を変えたようだ。松岡は異国で奮闘する息子のため、直筆の手紙を書き続けたという。
「壁にぶつかったとき、どう気持ちを立て直すか。自身の経験を、同じ競技者の目線で伝えるためだったようです。父親と違ってクールな性格の修さんは試合前、その手紙を読んで心を整えています。修造さんの妻・惠美子さんは『息子と離れて、夫も学んだんだと思います』と笑っていました」(スポーツライター)
アツい父と、冷静な息子。“温度”は違っても、見つめる先は同じだ。
※女性セブン2026年7月23日号