皇室典範改正“国民が納得した上での成立”とは言い難い着地 天皇陛下は静養中にご署名“内容が不服でも拒否することはできない” 米大手紙は男系男子に固執する日本の現状を批判的に報道

長年、議論の俎上に載せられながらも、先延ばしにされ続けていた皇室典範改正がついに実現した。しかしその実情は、現在、そして未来の女性皇族方にとって、大きな負担を強いるもので──自身の将来が劇的に変動する中、愛子さまはどんな夏を過ごされるのか。【前後編の前編】
ご一家はそろってかりゆしウェア
「那須ならではの雄大な自然を満喫して、貴重な時間を楽しむことができたらと思っております」
ヒグラシの鳴き声に包まれた、夕暮れ時の那須御用邸。緑が生い茂る広大な敷地に、愛子さまの柔らかな声が響いた。
7月15日から27日までの約2週間、天皇ご一家はご静養のため、栃木県・那須御用邸に滞在された。
「15日の夕刻に到着されたご一家は、沖縄の夏の装いとして知られる“かりゆしウェア”で御用邸内をご散策。お三方ともネイビーに小さな花のデザインがあしらわれたシャツをお召しで、雅子さまと愛子さまは腰元におそろいのベルトを付けられていました。
昨年7月に那須でご静養された際も、ご一家はそろってかりゆしウェアをお召しに。ただ昨年は、愛子さまのみ違うデザインで、記者からの声かけの際、愛子さまがユーモアを交えて“私だけ……”と漏らされ、その場が笑いに包まれる一幕もありました。今回は事前に相談されたのでしょう、ご一家の一体感がにじむ“リンクコーデ”を披露されました」(皇室記者)

6月中旬から約2週間、オランダ・ベルギー公式訪問に臨まれていた両陛下。
「雅子さまにとって欧州歴訪は、皇室入り後初めてのこと。また約2週間にわたる海外公式訪問は過去最長で、お体への負担も大きくなることが予想されていました。そうしたハードルを乗り越え、ご訪問を無事にやり遂げられた雅子さまに寄り添うため、愛子さまはお仕事を調整された上でご静養に赴かれたようです」(宮内庁関係者)
愛子さまが日本赤十字社で所属されている「青少年・ボランティア課」は、夏が繁忙期に当たるという。
「昨年夏、ご一家は短いながらも3度にわたってご静養されています。お休みされた分を補うためでしょう、昨年8月には、休日出勤される愛子さまの姿も目撃されています。今回も、愛子さまはお仕事の合間を縫って、ご静養に同行されたようです。
ご滞在中は、愛子さまのご友人らも交えて、“お気に入りスポット”の『那須どうぶつ王国』にも足を運ばれました。また、来る8月には、静岡県・須崎でのご静養の予定も控えています」(皇室ジャーナリスト)
週明けからの勤務に備え、両陛下よりも一足先に帰京された愛子さま。24日、那須塩原駅には、愛子さまを見送る人々が大勢集まったという。ご出発を見届けた奉迎者のひとりはこう話す。
「白いブラウスにフレアスカート、サンダルという装いが涼しげで、とっても爽やかでした。奉迎者の中には小さなお子さんたちもいたのですが、愛子さまは子供好きでいらっしゃるのか、その子たちの方を向いて、にこにこと満面の笑みで手を振られていたのが印象的でした」