エンタメ

《休養発表のサンド伊達みきお》レギュラー13本、グルメロケ番組、禁煙失敗、ショートスリーパー体質…「限界まで蓄積した疲労」と「カロリーオーバーになりやすい環境」

休養を発表したサンドウィッチマン・伊達みきお
写真5枚

 サンドウィッチマンの伊達みきお(51才)に異変が起きたのは、8月下旬の朝。北海道・釧路で行われたバラエティー番組『かのサンド』(フジテレビ系)の収録前に突然、伊達が体調不良を訴え、病院で検査を受けると脳梗塞と診断された。相方の富澤たけし(52才)がすぐに病院に行くように指示し、迅速な判断と病院の処置によって大事には至らなかったが、伊達に無理はなかったのか。そして家族への思いとは──。【前後編の後編】

働き続けた原動力は家族の存在

 サンドウィッチマンが抱えるレギュラー番組はテレビとラジオを合わせて13本。『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)や『バナナサンド』(TBS系)など、いずれも人気番組ばかりだ。

「揚げ物などを食べ歩くグルメ番組では、どうしても炭水化物や脂質の過剰摂取になりがち。特に今年は猛暑が続き、何kmも歩いて飲食店を探すロケが体の負担となっていたことは否めません。

 伊達さんはお酒が一滴も飲めない下戸なのに、スタッフや仲間との打ち上げでは3次会までつきあうこともあるそうで、飲まない分だけ食べる量が増え、常にカロリーオーバーに陥りやすい環境にあったようです」(芸能関係者)

 ドーナツは真ん中が空洞だから「カロリーゼロ」という独自の理論も、管理栄養士から便せん7枚に及ぶクレームの投書が届くほど危うい“免罪符”だった。

「2021年にステージ1の膀胱がんにかかり、1日2箱以上吸っていたたばこをやめましたが、逆にストレスをためてしまい、禁煙は断念したそうです。また『最長でも5時間前後で目が覚める』というショートスリーパー体質で、疲労は限界まで蓄積していたとみられています」(別の芸能関係者)

伊達(左)の異変にいち早く気づいた相方の富沢(右)。2人は高校の同級生
写真5枚

 一之江駅前ひまわり医院の伊藤大介さんは、伊達の不摂生や生活習慣を「いつ体調を崩してもおかしくない状態だった」と指摘する。

「公表されている伊達さんの身長は164cm、体重は95kgでBMIは約35。BMI25以上で脳梗塞の発症リスクは1.22倍、さらに高血圧に喫煙が加わると2.2倍に跳ね上がります。目の焦点が合わないという訴えも、複視や視野障害だった場合は一時的に脳の血流が滞る一過性脳虚血発作(TIA)の疑いがあり、重大なサインだった可能性があります」

 事実、伊達の体は数年前から悲鳴を上げていた。2017年には血圧が200を超え、医師から「いま目の前で突然死してもおかしくない」と警告されたこともあったという。それでも、体にむちを打って働き続けた原動力は家族の存在だ。

「2009年にフリーアナウンサーの熊谷麻衣子さんと結婚し、2012年には待望の長女が誕生しています。コワモテな風貌とは裏腹に、伊達さんは愛妻家で子煩悩。娘さんがコロナにかかり、仕事の都合で伊達さんがホテルに滞在することになった際も、自宅のベランダが見える部屋を選んだのだとか。

 公式ブログには、節分の日に手作りの鬼のお面を被って豆を投げつけられた思い出や、一緒に映画を見て感動した話など、娘さんの成長を見つめる自分自身の姿を『親バカ日記』として綴っています。膀胱がんで入院した際は、病室で“子供もまだ小さいし、いまくたばるわけにはいかない”と奮起していました」(前出・別の芸能関係者)

 伊藤さんが続ける。

「脳梗塞を含む脳卒中の患者が完全復職するまでの中央値はおよそ8か月。焦らず、年内はしっかりとリハビリに専念することが重要です」

 最愛の家族が待つ家へ、そして相方の富澤と大勢のファンが待つあのステージへ──誰もが満面の笑みで「もういいぜ!」と叫ぶ伊達の姿を心待ちにしている。

※女性セブン2026年9月17日号