星野真里、24時間テレビ・チャリティーマラソンで伝えたかった想い「難病の長女が通常のクラスで学ぶことにこだわった理由」理不尽な批判に晒されても貫いた夫婦の哲学

東京・両国国技館。会場内に設置されたゴールテープの目前で、ひときわ熱い声援を送る少女を見つけた星野真里(45才)は、両手を広げて駆け寄るとギュッと抱きしめた──。8月29、30日に放送された『24時間テレビ』(日本テレビ系)。毎年恒例企画のチャリティーマラソンで、今年は女優の星野がランナーを務めた。
「星野さんは、娘のふうかさんが『先天性ミオパチー』という国指定難病であることを公表しています。生まれつき筋肉の構造や機能に異常が生じ、背骨が曲がる側弯症や呼吸障害を伴うこともある病で、ふうかさん自身も人工呼吸器を装着し、日常的に医療を必要とする医療的ケア児です。
星野さんはオファーを受けた理由を『子供たちが自分の居心地のいい場所を自分で選べるような社会になってほしい。子供たちを取り巻く環境を知り、考えるきっかけになってほしい』と語っていました」(芸能関係者)
会場で声援を送った家族とともに挑んだマラソンは、過酷な挑戦だった。
「真夏の練習は暑さに順応するのも大変ですが、夏休みにあわせて予定していたふうかさんの手術が重なり、練習時間を確保するのもひと苦労だったそうです。
元TBSアナウンサーで、現在は都議会議員を務める夫の高野貴裕さんは、『夫婦で2週間病室に泊まり込み、24時間体制で付き添った』と明かしています。ふうかさんもそんな母の頑張りを目の当たりにし、術後の痛みに耐えながらリハビリに励んでいたといいます」(テレビ局関係者)
夫婦が共感した「インクルーシブ教育」
さらに、星野は同番組で話した内容を巡って理不尽なアンチコメントにもさらされた。
「星野さんが以前の授業参観を振り返り、『子供たちが縦横に並んでいるなか、後ろにポツンと彼女がいる状態で授業が行われていました』と悲しそうに明かしたのです。
ふうかさんは公立小学校の特別支援学級に在籍しながら、授業は通常の学級で受けているのですが、彼女が孤立しているように星野さんには見えて……。この発言を取り上げて、『障害児を通常のクラスで扱うように強要するのはおかしい』とか『障害のある子供を使った売名行為』というお門違いの指摘がSNSで相次いだのです」(前出・芸能関係者)

だが、この発言の背景には夫婦の哲学があるという。
「インクルーシブ教育という考えがあり、星野さん夫婦はこれに共感。ふたりともに社会福祉士の国家資格を取得するなど、生活を支援する現場の取り組みも身をもって経験しています。障害者のことを知り多様性を認めるダイバーシティから一歩進み、違いを受け入れ共生するのがインクルーシブ。それゆえ、星野さん夫婦はふうかさんが通常の学級で学ぶことにもこだわった」(前出・テレビ局関係者)
娘の存在に支えられ、約80kmを走り切った星野。そんな星野の願いは、「大人になった娘とお酒を飲むこと」。最愛の娘に一日でも長く生きてほしいと願いつつ、ともに祝杯をあげる日を心待ちに歩み続ける。
※女性セブン2026年9月17日号