
新米が店頭に並ぶこの時期。お米のおいしさを楽しむなら、いつものおにぎりをちょっと変えてみるのもおすすめです。今回は、料理愛好家・平野レミさんのアイディアが詰まったおにぎりをご紹介します。
平野レミさん考案!福井の食材を取り入れた「おにぎり」4選
9月28日、東京・南青山の「ふくい南青山291」で「平野レミの『福井のおにぎり』発表会」が開催されました。発表会では、福井県を代表する「ハナエチゼン(華越前)」「コシヒカリ」「いちほまれ」「あきさかり」の4品種を、銘柄を伏せた状態で食べ比べ。香りや甘み、粘り、食感などを比べながら、それぞれのお米の個性を味わいました。
そして登場したのが、平野レミさん考案のおにぎり4品。福井の名産品を取り入れた、いつものおにぎりがちょっと新鮮になるアイディアが満載です。
※お米の分量は炊き上がり量です

1:恐竜のたまごおにぎり

福井といえば恐竜! 見た目にも楽しい「恐竜のたまごおにぎり」は、ハナエチゼンを使った一品です。
【材料】(1個分)
・福井米(ハナエチゼン) 120g
・(A)かつお節 2g
・(A)しょう油 小さじ1/2
・ゆで卵 1個
・おぼろ昆布 適量
【作り方】
(1)(A)を混ぜ合わせ、ごはんに混ぜ込む。
(2)ラップにおぼろ昆布を均一に広げ(1)のごはんをひらたくのせる。
(3)真ん中にゆで卵をのせてラップごと丸く握る。

卵を丸ごと包むので、割ったときの見た目も楽しいおにぎりです。
2:ソースカツ風おにぎり

福井名物のソースカツをイメージした「ソースカツ風おにぎり」は、コシヒカリを使った一品。揚げずに作る“ノンフライ”なのもポイントです。
【材料】(2個分)
・豚肩ロース肉(焼き肉用) 2枚
・とんかつソース 大さじ1
・片栗粉 適量
・(A)とんかつソース 大さじ1
・(A)トマトケチャップ 大さじ1
・(A)味噌 小さじ1/2
・キャベツ(千切り) 適量
・(B)福井米(コシヒカリ) 60g
・(B)マヨネーズ 小さじ1/2
・米油 適量
・コーンフレーク(プレーンタイプ、粗くほぐす) 適量
・焼き海苔(長い物) 2枚
【作り方】
(1)豚肩ロース肉はとんかつソースにくぐらせ、片栗粉をまぶし、米油を熱したフライパンで両面こんがり焼く。
(2)ボウルに(A)と(B)をそれぞれ混ぜ合わせておく。
(3)(B)のごはんを2等分にして握る。
(4)(3)の周りに海苔を巻き、キャベツの千切りをのせる。
(5)(1)の豚肉を、合わせた(A)にくぐらせ、コーンフレークをまぶし、(4)の上にのせる。
甘辛いソース味の豚肉に、キャベツとコーンフレークの食感が加わり、まるでソースカツを食べているような満足感のあるおにぎりです。
3:焼きサバおにぎり

福井名物の焼きサバを使った「焼きサバおにぎり」は、いちほまれを使った一品です。
【材料】(1個分)
・(A)焼きサバ(ほぐす) 30g
・(A)福井米(いちほまれ) 120g
・(A)大葉(みじん切り) 5枚
・(A)梅干し(種を取ってたたく) 大さじ1/2
・(A)白ごま 大さじ1/2
・焼き海苔 1枚(おにぎり用)
【作り方】
(1)ボウルに(A)を混ぜておにぎりを握り海苔を巻く。
(2)あればトッピング用に梅肉をのせ、焼きサバを飾る。
焼きサバのうまみと梅の酸味、大葉の香りが楽しめる、食べ応えのあるおにぎりです。
4:カリカリじゃこおにぎり

ちりめんじゃこのカリカリ食感が楽しめる「あきさかり」のおにぎりです。
【材料】(2個分)
・(A)ちりめんじゃこ 20g
・(A)ごま油 小さじ2
・福井米(あきさかり) 240g
・白ごま 大さじ1
・塩昆布(粗みじん切り) 8g
【作り方】
(1)耐熱ボウルに(A)を混ぜ合わせ、ラップなしで600Wの電子レンジで1分30秒チンしてカリカリにする。
(2)ボウルに全材料を入れて混ぜ、2等分にし握る。
じゃこのカリカリとした食感がアクセントになり、シンプルながらあとを引く味わいです。
「今日は、どのお米で作ろう?」お米にもそれぞれ個性がある
4種類のお米を食べ比べたレミさんは、その違いについて、「よく味わうと違うんですよね、みんなね。よく味わうと、あ、お米でもこんな個性をみんな持ってるんだなと思って」とコメント。
なかでも、いちほまれについては「柔らかさがあって、粘りがあって、甘みがあって、米粒感もある」と、そのおいしさを絶賛していました。
では、おにぎりの具材とお米は、どのように合わせればいいのでしょうか。レミさんは、「お米ってね、あの子はいい子でねぇ、何でも合うんですよ、本当に、お米って」と、にっこり。

さらに「もう塩むすびだけだっていいくらい美味しい」と続け、お米そのもののおいしさを味わう楽しみについても語りました。
今回の4品も、「この品種には、この具材」という決まった組み合わせではないそう。福井の食材を取り入れながら、それぞれのお米の味わいを楽しめるおにぎりとして考案されています。
福井米を楽しく知ってもらう「ふくまい保育園」

今回の発表会に合わせて紹介されたのが、福井米を楽しく知ってもらう取り組み「ふくまい保育園」。
「いちほまれ」「コシヒカリ」「ハナエチゼン」「あきさかり」の4品種を、個性豊かな“4つ子の園児”に見立て、平野レミさんを先生役にしたキャラクターやストーリーで、お米の違いを身近に伝えています。
難しく考えずに、まずは食べてみる。そんなところから、お米の品種による味や食感の違いを楽しんでもらおうという発想です。
新米がおいしい季節。「何を入れるか」だけでなく、「どのお米で作るか」にも目を向けてみると、いつものおにぎりがちょっと新鮮に感じられるかもしれません。