牛乳、豆乳に次ぐ“第三のミルク”といわれブームとなった、ライスミルク、アーモンドミルク、ココナッツミルク。
愛用者からは、「肌がきれいになった」「疲れにくくなった!」「便通が改善した」――などの声が相次いだ。おやつ代わりに飲んだり、料理に取り入れたりと楽しみ方はさまざま。早速、毎日の生活に取り入れてみよう。
今、美意識が高く、健康への関心も高いモデルや女優たちから熱烈な支持を受け、“第三のミルク”と呼ばれる「ライスミルク」「アーモンドミルク」「ココナッツミルク」。
“第一のミルク”と“第二のミルク”は?
“第一のミルク”は牛乳。不足しがちなカルシウムを効率よく補える飲み物として親しまれてきた。だがその一方で、人によってはアレルギー症状を引き起こす、という問題点がある。また、コレステロールやカロリーの高さを気にする人も少なくない。
そこで、牛乳に代わる“第二のミルク”として注目を集めたのが豆乳だ。しかしこちらも、原材料の大豆にアレルギーのある人は飲むことができない。
それらの欠点をクリアし、より優れた健康効果が期待されているのが、“第三のミルク”なのだ。
“第三のミルク”は低カロリーで栄養価も高い
『食べても痩せるアーモンドのダイエット力』(小学館)の著者で慶応大学医学部教授の井上浩義さんは次のように解説する。
「なんといっても低カロリーです。牛乳のカロリーが100ml70kcalなのに対し、ライスミルク100mlは28 kcal、アーモンドミルク100ml(砂糖不使用の10%の濃度のもので)は約60 kcal程度で、ダイエットをしているかたの栄養補助として適しています。
ココナッツミルクは牛乳よりもカロリーが高いですが、水などで割ってアレンジすれば過剰なカロリー摂取は抑えられるでしょう。
また、植物性ミルクなのでコレステロールが低く、豊富な栄養素を効率よく摂取できます。アレルギー発症率も日本人だと牛乳や豆乳よりも5分の1以下と低く、お子様から大人まで安心して幅広く飲めます。この3つは“スーパーミルク”と名づけられています」