その人の運勢や性格に合わせてどんどん現れるという「ホクロ」。実は、ホクロをメイクで描き足すことで、開運することもできるそう。
では、開運をもたらすホクロメイクのコツは何か？ 28年間で5000人以上のヘアメイクを手がけてきたヘア＆メイクアップアーティストの加藤聖子さんに聞いてみた。
「まずは黒かこげ茶のアイブロウペンシルで自分がイメージするホクロの“輪郭”をつくり、その上に綿棒を使って黒のアイシャドーをちょんちょんとのせます。それからウオータープルーフのリキッドアイライナーで円の中心に芯を描き、最後にフェイスパウダーをのせて、落ちにくくしましょう」
手の込んだメイクにするのは「ぼかし」をつくるためだ。
「ちょっとぼかしてつくれば、ナチュラルに見えるんです。ちゃんと淡い部分から重ねてメイクしておけば、化粧が落ちてきても目立つことがなく、洗顔するまで丸1日は持つはずです」（加藤さん）
ただし、顔にわざわざホクロを描くことに抵抗感がある女性もいるはず。そんな方々におススメする“ホクロメイク・スポット”は「耳たぶの真裏」だ。『スカチャン・宮本の開運！ホクロ占い＆メイク』（竹書房）の著者で、お笑いコンビ・スカチャンの宮本和幸（31才）はこう話す。
「耳たぶの裏側は金運、仕事運、恋愛運、健康運などすべての運で幸運をもたらす最強のホクロスポットです。ぼくの知人はここにホクロを描いてから急に仕事が決まり、人間関係もよくなりました。ぼく自身も耳たぶの裏にホクロメイクをしたらテレビ番組のレギュラーが決まった。目立たない場所なのでぜひ、試してほしいですね」（宮本）
そこで、体を張った取材を続ける、『女性セブン』きってのアラ還名物記者“オバ記者”こと野原広子（61才）が、ホクロメイクをやってみた！
メーガン妃と同じ位置にホクロメイクをしてみたら…
ホクロ、恐るべし！ 実は私、52才まで前アメリカ大統領、バラク・オバマ氏（56才）とピッタリ同じ、左小鼻にホクロがあったの。なんでも「財と地位を呼ぶホクロ」だそうで、これは笑うしかないけど、「ギャンブルに強い」は思い当たるんだよ。
32才で覚えた麻雀に夢中になり、夜な夜な、知らないおじさんたちと“フリー麻雀”でポン、チー。あはは、お金どころか人生をすっちゃったわ。
「ぜんぜん、強くないじゃん」というツッコミはさておき、このホクロ、年とともに膨らんで、顔に“えぐ味”が増してきたの。それで、8年前に人に勧められて取ったんだけどその頃なんだよね。なんだか体が「麻雀」という2文字に反応しないんだよ。
そんなわけで、私の“オバマボクロ”は取って正解だったけど、60過ぎたことだし少し欲張って、“あって正解”のホクロをつけてみようかな、と。
ほうれい線内側のホクロは恋愛運。額のホクロはわが道をゆき成功する運。鼻の横はタレントボクロで人気者になる運。するとさっそく、おじいさんから食事の誘いが！ でも絶対に“恋愛運”には入れたくない人で、あとの2つは、まあ、今後に期待、だね。
※女性セブン2018年7月5日号
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