アメリカの女子プロテニス選手、セリーナ・ウィリアムズ(36歳)が、クリエーティブ・ディレクターのヴァージル・アブローと共同で、スポーツブランド・ナイキのテニスウェアのデザインを手掛けている。
セリーナは、自己最高世界ランキングはシングルス、ダブルス共に1位で、姉のビーナス・ウィリアムズとともに、女子テニス界にパワーテニスを持ち込んだトップ選手として知られている。
今回、ナイキ限定のカプセルコレクションには、競技用ウェアのほか、ヴァージルのブランド・オフホワイトとナイキのコラボスニーカー「ザ・テン」も含まれるそう。また、「ザ・クイーン」と名づけられた同コレクションは、8月27日からのUSオープンに参加するセリーナ自身が、試合で着用する予定だ。
セリーナは、キャンペーン写真にワンショルダーのトップにチュールスカートのドレスを身につけ登場。袖にはセリーナの名前が、胸上部にはナイキのロゴがプリントされていて、このドレスに合わせる白いスティッチが印象的なブラックのレザージャケットも披露されている。
そして、スニーカーは、蛍光イエロー、ピンク、パープルといった差し色を使ったミッドカットと、銀ラメのテニスシューズの2種類。セリーナのロゴ入りソックスやバッグといった小物類も含まれているのだとか。
自身のファッションラインも持つセリーナは、ヴァージルにとってインスピレーションの源のようで、ヴァージルは以下のように話している。
「セリーナはわれわれの世代におけるミューズとして、最も力強く影響力を持ったアスリートだ。彼女の精神を具現化し、テニスというものに、何か人の心を引きつける新鮮さを与えたかった」
一方のセリーナも、今回のコレクションに満足しているようで、こう明かしていた。
「初めてドレスを身につけたとき、自分がとても強く、そして女性的でもあると感じた。レザーから素晴らしい伸縮素材まで、本当に力強い要素を兼ね備えている。チュチュはとても女性的だし、多分私が一番気に入ってる箇所ね。自分が常に言っていることが、今回具現化されているの。あなたは、強いと同時に美しくいられるってことがね」
スポーツ界とファッション界のトップスターたちが夢の競作を果たした「ザ・クイーン」、ぜひチェックしてみて。
提供/Bangshowbiz
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