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平成の30年間で冬の服装は1.3kg減!トレンディドラマのヒロインは寒さで震えてた!?

もうすぐ平成最後の冬が到来。平成の30年間を振り返って見ると、ファッションが大きく変化している。

1990年放送『想い出にかわるまで』会見(左から響野夏子、財津和夫、今井美樹、石田純一、松下由樹、 高樹沙耶、大沢樹生)
1990年放送『想い出にかわるまで』会見写真(左から響野夏子、財津和夫、今井美樹、石田純一、松下由樹、 高樹沙耶、大沢樹生)
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平成が始まったのが1989年。平成初期のファッションと言えば、ボディコン、ワンレン、肩パッドなど…。「月曜の夜は街からOLが消える」とまで言われた伝説の月9ドラマをはじめ、1990年前後のトレンディドラマでも、そういった服装が多くみられる。

994年放送『29歳のクリスマス』会見(左から水野真紀、仲村トオル、山口智子、柳葉敏郎、松下由樹)
1994年放送『29歳のクリスマス』会見写真(左から水野真紀、仲村トオル、山口智子、柳葉敏郎、松下由樹)
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そして平成30年。ファッションの変化は、デザインだけではなく、服の機能性自体も格段に進化した。

果たして、どのくらい変わったのか――。防寒に優れたヒートテックやウルトラライトダウンなど機能性アイテムを生み出したユニクロが、機能性衣料のなかった平成元年と平成30年の服装を比較! どれだけ軽量化し、快適に進化したのかが明らかになった。

平成元年は重ね着しまくり!コートは重くて当たり前

平成元年の冬のファッションを示したイラスト
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平成元年の服装は、何枚もの重ね着で、冬の寒さを防ぐのが基本。そこで、当時の服装を再現。その重量を量ってみると、なんと約2.5kg(2567g)にも!

平成元年のファッション実験結果
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当時はダウンコートも軽量かつお手頃な値段のものはほとんどなく、モッズコートやウールのコートで厳しい冬を乗り切るのが主流だった。

浅野ゆう子と浅野温子の“W浅野”
浅野ゆう子と浅野温子の“W浅野”も一世を風靡!
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当時は携帯などがない時代。恋人同士がすれ違い、待ちぼうけするシーンがよく描かれたものだが、浅野ゆう子と浅野温子の“W浅野”、中山美穂、山口智子、鈴木保奈美、松下由樹などトレンディドラマで活躍した女優陣も、重ね着しながら寒さに耐えることは多かったのかしれない。

平成30年、衣服は30年間で半分の重さに軽量化

平成30年の冬のファッションを示したイラスト
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ヒートテックやウルトラライトダウンのある現代の服装は、トータルでわずか1.2kg! 平成元年の服装と比べると、重量は半分以下の重さに。

平成30年のファッション実験結果
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30年の時を経て、衣類の機能性が大きく高まり、冬の極端な寒さでも快適に、アクティブに冬を楽しく過ごせるようになったのだ。特にヒートテックは2003年に発売し、今年で15周年。たった1枚でも暖かく、長時間熱を保温する機能を持つ冬のマストアイテムとして定着している。

現在のドラマで活躍する女優は、平成元年のころに比べると、寒い時期の撮影も快適に行えているのかも!?

【ウェアリング軽量化検証実験概要】

衣服内環境の説明図
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平成元年と平成30年それぞれの冬の衣服(トップス)の枚数、重さを比較するために、トレッドミル歩行開始後10分の時点で下記グラフのように両服装の衣服内環境が人間が快適と感じる環境(上図参照)になるように調整して行った。(温度:32±1℃)

[目的]ユニクロ製品着用によるウェアリング軽量化の検証
[実施場所]ヒートテックの繊維を開発した東レ実験施設「テクノラマG3」
[被験者]男性2名、女性2名
[実験環境]前室(20℃)本室(男性:5℃、女性:8℃)
[トレッドミル歩行速度]5km/h

トレッドミル歩行開始後の衣服内温度の変化を示したグラフ
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写真/小学館

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