おすすめの”大人のアイプチ”を紹介
●非接着タイプでまぶたを貼りつけない

アイシャドーの上からでも使用できるウオータープルーフタイプ。オリシキ アイリッドスキンフィルム1620円/D-UP(ディー・アップ)
●両面テープできれいな二重が作れる

医療用で使われているテープの接着剤を使用し、強力に二重をキープ。ワンダーアイリッドテープエクストラ120枚1080円/D-UP(ディー・アップ)
教えてくれたのはこの人:浅香純子さん

大手化粧品会社で数々のブランドを立ち上げ独立。東京・銀座で中高年女性向けの「Say若創り学教室」(電話0120・288・653)を主宰。
61才オバ記者“つけま”を語る

「富士山登山」や「空中ブランコ」のほか、数え切れないほどのダイエットを体験しているモデル兼肉体派ライター。
今回、“つけま”を体験したオバ記者は「こんなに費用対効果が高い美容グッズはほかにないわよ」という。以下は、オバ記者による“つけま”コラムだ。
* * *
私が初めて“つけま”をつけたのは13年前のこと。ほんと、人間、何があるかわかんないよ。40代後半になって、『オバ記者 大変身! カラーグラビアを飾る』なんて企画を考えた編集者がいて、ライターだった私が誌面に登場することになったの。
そのうち、「AKB48になれ」だの、「化粧品のCМに出ろ」だのヒートアップ。そのたびにメイクさんは腕によりをかけて、私の顔を“作品”にするわけよ。そのプロの技を見ていたら、嫌でもメイク方法を覚えちゃうって。
まず“美人風”に作るのにいちばん大事なのは肌。この効果たるや、5才や10才の若見えは楽勝よ。でもきれいな肌を作るには、最低でも20分はかかるんだわ。ベースを塗って顔の部位によって違うファンデーションを塗って、ちょんちょんと極小のシミを消していく…。このプロ技はどうしてもマネできると思えなかったわね。
で、その次に私の顔を劇的に変えたのが、“つけま”だったの。「はい、目を開けて」と言われ、鏡に映った自分の顔を見るたび、あまりの変わりように、噴き出したわよ。でもそれはあくまで撮影用。ふだんは今まで通り、アイラインとマスカラを使っていたの。
ところが50代半ばを過ぎたあたりから、化粧をしてから冬は半日、夏は2時間もするとヤバくなってきたんだよね。なにがヤバイって、上まぶたにつけたはずのアイラインが目の下にくっついて、そこに粉状になったアイシャドーが落ちて、老けた細目だぬきの出来上がり!
鏡で自分の顔を見るたび、「がっかり」なんてもんじゃないって。そんな日が続いたある日、100円ショップのレジ待ちをしていたら“つけま”に目が留まったの。買って自分でつけたら、やはり上まぶたのたるみ止め効果が抜群。そりゃあ、最初は何度も滑落事故を起こし、笑い者になったわよ。けど、くじけずにつけていたらポイントがわかってきて、今ではつけまをつけていることを忘れて、顔を洗うことも。
いずれにしても、こんなに費用対効果が高いものはない。だまされたと思って試してみて!
撮影/菅井純子 イラスト/尾代ゆうこ
※女性セブン2019年3月7日号
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