秋篠宮家の次女・佳子さま(24)がお召しになった2019秋冬のトレンドカラーとして注目の“ベイクドカラー”を効かせた、旬度満点の装いをチェックしてみた。

佳子さまは9月28日午後、鳥取県を訪れ鳥取砂丘を視察され、翌29日には鳥取市内で行われた「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の開会式に出席された。両日、お召しになっていたのがベイクドカラーのファッションだ。

ファッション誌でも度々見かけるベイクドカラーとはどんな色か。「ベイクド=焼く」という意味で、少し焦がしたようなくすんだ色のことを指す。取り入れるだけで即秋冬モードになるうえに、洗練された雰囲気まで手にはいるトレンドカラーだ。皇室のファッションリーダーとも言える佳子さまは、早速ベイクドカラーを取り入れられていた。
落ち着いたベイクドカラーが品のよさを底上げ

鳥取空港のターミナルに到着された佳子さまは、初めての外国公式訪問を終え、25日に帰国したばかり。にもかかわらず、空港に集まったおよそ150人の人たちに笑顔で手を振ったあと、鳥取砂丘を訪れ、説明を聞きながら、一面に広がる砂の景色を眺められた。

この日は、赤みの強いベイクドカラーの総レースワンピースに濃紺のジャケットという組み合わせ。総レースワンピースというと、色によっては子供っぽく、または下着っぽくなってしまう難しいアイテムだが、落ち着いたベイクドカラーと、知的な雰囲気のネイビーを合わせることで品よくまとめられている。
ジャケットからのチラ見せが垢抜けのポイント

ひざ丈のレーススカートとジャケットというスタイルだと、ともすれば老けた印象になってしまう。そこをノーカラーのワンボタンジャケットにすることで、程よく胸元がV字に開き、レースがチラ見え。ワンピースだとわかり、可憐な印象に映る。
華奢なパールアクセで嫌味のない華やかさを

ロイヤルファッションの定番アイテムとも言えるパールアクセ。この日は華奢な揺れる1点パールネックレスとイヤリングでさりげなく華やかさをプラス。小ぶりなパールはよそいき感を抑えて親しみやすさを醸し出している。
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秋ファッションに差をつけるベイクドグリーン

高校生たちが手話を交えながらダンスや演劇などを披露する「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」に出席された佳子さま。開会式では、手話を使いながら「積み重ねてきた努力の成果が、十分に発揮されることを期待しています。聴覚に障害のあるかたがたと、大切な言語である手話に対する理解が、よりいっそう深まる大会になってもらいたいと思います」と、お言葉を述べられた。
この日の佳子さまは、カーキ色とはまた違った魅力のベイクドグリーンスタイル。春の印象が強いグリーンも深みのあるカラーなら、クラシカルで季節感もばっちりだ。
白肌×黒髪とも相性バツグン

深みのあるベイクドグリーンは、日本人に多いオークル肌の色を白く見せてくれる上に、黒髪とも相性がよく、アジア人女性にぴったりの色とされる。アジアンビューティーな佳子さまが似合うのも納得だ。
胸元のレースが華やかさを演出

こっくり深みのあるグリーンコーデに華を添えるのは胸元のレース。レースというとそれだけで甘さが漂う乙女素材だが、シックな色かつ部分見せなら大人っぽく洗練された印象に。
パールアクセで視線を上に

存在感たっぷりのパールネックレスの効果で視線が上に集まり、全体的にすっきりとした印象にまとまる。さらにジャケットのVネックの効果も相まって、キュッと小顔が際立っている。
ミニバッグは女性らしさの象徴

デートにはミニバッグが鉄則と言われるほど、モテる女性の必須アイテム。小ぶりなサイズ感そのものがかわいらしく、女性らしさを強調してくれるのはもちろん、ミニバッグは持ち物を厳選しなければならず、不要品がはいるスキがないことから、清潔感もアピールできる。
撮影/雑誌協会代表取材