料理・レシピ

ウイルス予防に!免疫力上げる食材ランキング&一緒に食べると◎な”最強組み合わせ”リスト

■3位/みそ/20点

ちょい足しでさらに効果的な食べ物や調味料:かき、緑黄色野菜、きのこ類、海燥

小皿に盛ったみそ数種
写真/アフロ
写真13枚

「みそは、いわば食べるサプリメントのようなもの。必須アミノ酸に加えて、エネルギーを作り出すために必要な亜鉛・鉄分・マグネシウムなどのミネラルが入っている」(内科医/メディカルフード研究家・関由佳さん)、「消化されやすい形でたんぱく質が摂取できるほか、食物繊維も豊富で体を温める作用も」(養腸家・真野わかさん)、「みその植物性乳酸菌は、胃酸が分泌される環境下でも生きて腸まで届きやすい」(医師/成城松村クリニック院長・松村圭子さん)、「塩分が気になる場合、具には塩分を体外に排出する働きのあるカリウムを多く含む緑黄色野菜や海藻を組み合わせて」(薬剤師/栄養学博士・宇多川久美子さん)

■2位/ヨーグルト/27点

ちょい足しでさらに効果的な食べ物や調味料:いちご、キウイフルーツ、りんご、お茶、アセロラジュース

グラスに入ったヨーグルトの画像
写真/アフロ
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「腸内環境を整える乳酸菌が多く含まれ、栄養素を吸収しやすい状態にしてくれる。さらにカルシウムなど、ほかの栄養も豊富」(医師/秋葉原駅クリニック・佐々木欧さん)、「抗酸化作用の高いビタミンCを多く含むいちごやキウイフルーツも一緒に入れてフルーツヨーグルトとして食べるのがいい」(管理栄養士/健康検定協会・望月理恵子さん)、「一緒に摂取するなら、りんごがおすすめ。りんごに含まれる食物繊維のペクチンには、ヨーグルトの乳酸菌を腸内で助ける働きがある」(医学博士/健康アドバイザー・福田千晶さん)、「10℃以下だと菌の働きが弱まってしまうため、電子レンジで30秒ほどあたため、人肌程度の30~40℃にして食べるといい。含有するカルシウムには神経の興奮を鎮めて、ストレスの解消をサポートする働きもある」(医師/工藤内科副院長・工藤孝文さん)

■1位/納豆/45点

ちょい足しでさらに効果的な食べ物や調味料:山いも、キムチ、玉ねぎ、のり

からしと小ねぎをかけた納豆の画像
(写真/アフロ)
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「納豆菌は腸のバリア機能を持つ上皮細胞を活性化するうえ、ネバネバの主成分であるポリグルタミン酸には、免疫機能を調整する成分が多く含まれる」(管理栄養士/健康検定協会・望月理恵子さん)、「東洋医学では、納豆は体を温めて免疫力を上げる食材と考えられている。キムチやめかぶと一緒に食べると食物繊維や乳酸菌がさらにプラスして摂れるので腸活にもいい」(医師/虎の門中村康宏クリニック院長・中村康宏さん)、「納豆とキムチは相性が抜群。種類の違う発酵食品を摂ることで多種類の善玉菌を摂取でき、調整作用に相乗効果が生まれる」(管理栄養士・中沢るみさん)、「納豆に含まれるトリプトファンは、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを生成する。強すぎるストレスで免疫機能が低下している人、自律神経のバランスが乱れがちな人にもおすすめ」(養腸家・真野わかさん)

《採点してくれた「食と健康の専門家」》

麻生れいみさん(管理栄養士)、磯村優貴恵さん(管理栄養士)、宇多川久美子さん(薬剤師/栄養学博士)、金丸絵里加さん(管理栄養士)、工藤孝文さん(医師/工藤内科副院長)、黒田愛美さん(医師/アスリート)、佐々木欧さん(医師/秋葉原駅クリニック)、左藤桂子さん(内科医)、山下あきこさん(医師/株式会社マインドフルヘルス代表)、関由佳さん(内科医/メディカルフード研究家)、田中優子さん(医師/田中病院院長)、伊達友美さん(管理栄養士/ダイエットカウンセラー)、中沢るみさん(管理栄養士)、中村康宏さん(医師/虎の門中村康宏クリニック院長)、松村圭子さん(医師/成城松村クリニック院長)、宮田俊男さん(医師/みいクリニック理事長)、真野わかさん(養腸家)、望月理恵子さん(管理栄養士/健康検定協会)、福田千晶さん(医学博士/健康アドバイザー)、堀知佐子さん(管理栄養士)

「最強の食のコラボ」レシピ4品

最後に、食と健康の専門家が推薦する「最強の食のコラボ」レシピをご紹介。さっそく食事に取り入れてみて!

●みそドレッシングのトマトサラダ

みそドレッシングのトマトサラダのイラスト
イラスト/naggy
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「みそとオリーブオイルのドレッシングをスライスしたトマトにかけた、簡単サラダ。トマトのリコピンとみその褐色成分・メラノイジンとのダブルの抗酸化作用で免疫力がさらに高まる」(内科医/メディカルフード研究家・関由佳さん)

●きざみキムチの納豆和え

きざみキムチの納豆和えのイラスト
イラスト/naggy
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「キムチをきざんで納豆と和えるだけ。辛みや塩味、酸味もあるため、納豆の付属のたれは必要なし。納豆のネバネバ成分は熱に弱いため、加熱しない食べ方がおすすめです」(管理栄養士・磯村優貴恵さん)

●かきのねぎみそ焼き

かきのねぎみそ焼きのイラスト
イラスト/naggy
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かきをねぎやみそと一緒に炒める一品料理。

「ねぎのビタミンCはかきが含む亜鉛の吸収率を高める。大豆の発酵食品であるみそも相性がいい食材」(管理栄養士・中沢るみさん)

●アセロラとヨーグルトのラッシー風

アセロラとヨーグルトのラッシー風の作り方イラスト
イラスト/naggy
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「ヨーグルトに含まれないビタミンCを手軽に摂取できる。市販のアセロラジュースにヨーグルトを少しずつ加えてなめらかに溶き混ぜるだけ。おやつにもピッタリ」(管理栄養士・金丸絵里加さん)

※女性セブン2020年5月7日・14日号

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