引き締まったウエスト、それでいて女性らしいカーブを持ち合わせた“超メリハリボディ”を持つモデル・女優の泉里香さん。「なりたいカラダNo.1」、「今一番なりたいカラダ」、「モテボディ」などと称され、女性たちから憧れの的だ。
そんな泉さんが4月7日に、2nd写真集『Madeira(読み:マデイラ)』(SDP)とボディメイクブック『RIKAtoZ』(同)を同時発売し、注目を集めている。
『RIKAtoZ』には、泉さんが実際に行っているトレーニングのメソッドや食生活、ライフスタイル、バストやヒップなどカラダを美しく見せる方法が、AtoZ方式でまとめられている。今回はその中から“メリハリボディの作り方”をご紹介!
メリハリボディのカギは「首・手首・足首・ウエスト」
泉さんいわく、ボディラインにメリハリをつけてスタイルよく見せるには、首、手首、足首、ウエストの4か所がキュッと引き締まっていることが大事だという。それぞれの部位ごとのケアを、泉さんがアドバイスしてくれた。
●首周りのケア
「首はスキンケアの流れでリンパを流しながらマッサージすればスラリとします。私は首も顔だと思っているので、質感も大事にしています」(泉さん・以下同)
●手首&足首のケア
「冷えはむくみを招くから、手首と足首は冷やさないようになるべく心がけています。冷えが気になるときはレッグウォーマーや足首に巻きつけるカイロで温めています。手首と足首は、手で揉みほぐすのを習慣にすれば華奢になる気がして、暇さえあればくるぶしやアキレス腱の周りをもみもみ。これが結構痛いんです」
●ウエストのケア
「ウエストだけはトレーニングで引き締めるしかないというのが私の最終結論。キュッとする日を夢見てコツコツ頑張ろう!」
メリハリボディには「プレッツェル」が効果的
メリハリボディを作るためのエクササイズも伝授。今回、紹介する「プレッツェル」とは、体幹の周りの筋肉をほぐすストレッチのこと。多くのアスリートたちが日々のトレーニングに取り入れていることでも知られ、実践することで体のメリハリのカギを握るウエストを効率的にシェイプできるんだとか。
地味な動きだとあなどることなかれ! どこに効いているか、どこが伸びているかを意識して毎日実践すると、みるみるくびれができていくという。
●ウエストのストレッチ「プレッツェル」のやり方
【1】左向きに寝て右脚を左脚の上にクロスさせ、右膝を左手で床に固定する。左脚は折り曲げて右手でつかみ、お尻に近づける。
【ポイント】
太ももと体幹が一直線になるイメージで。上半身を横に向けたときはウエストが伸びるのを意識して。
【2】そのままの姿勢で上半身を開いて、閉じる。開くときに息を吐くことで同時にウエストから引き締まるのを意識。この動きを10回×3セット。反対側も同様に行う。
【ポイント】
上半身を天井に向けたときは背中が伸びるのを意識して。
体との向き合い方は「鏡とはストイックに、体重計とはラフに」
男女共に憧れる“眼福美ボディ”を持つ泉さん。スタイルを保つために日々、自身の体に目を向けているそう。
「私は、鏡とはストイックに、体重計とはラフにお付き合い、常に鏡に自分を監視させています。着替え場所はいつも鏡の前です。お風呂から上がったらすぐに洗面所の鏡の前に立つことになるし、リビングにも姿見を置いているからすぐに全身を映すことができます。
着替えるときはクローゼットの近くに置いている鏡で全身が見られるし、仕事の現場に出かけても、着替えるときは大体メイクルームの鏡の前。そうすると、必然的に四六時中ボディチェックせざるを得なくなるんです。『ちょっとお腹が出てるかも』とか『腰回りにお肉がついてきた』とか」
◆着替える場所に姿見を置く
その中でも、マストでチェックするパーツは、ウエストのくびれとお尻なんだとか。
「『もっと上がれ』って念じながらギュッて持ち上げたりしています。もし、家の中に鏡を1か所しか設置できないとしたら、着替える場所に姿見を置くのがおすすめ。1日1回でも、まっさらな自分のシルエットと向き合うだけで、ボディラインに対する意識が変わります」
そんな風に視覚でのボディチェックに余念がない泉さんだが、体重はあまり気にしない主義。“軸となる体重”だけを把握して注意しているという。
「普段が◯◯kgでお腹が減っているときが◯◯kgくらい、お腹いっぱいだと◯◯kgくらい。まずはこの3つのコンディションを知っておくことが大事だと思います。で、◯◯kgを超えたら『ダイエットしようかな』ってスイッチを入れるようにしています。軸となる体重から増えていいのは多くて2kgまで。それを超えたらすぐにリセットするのを習慣にすれば、スタイルキープは意外と簡単です」
◆ボディメイクにはポジティブな発想が絶対に不可欠
定期的に体重をチェックする一方で、「体重が増えていそうな日は、なるべく体重計に乗らないようにしてる」という意外な答えも。
「増えてたら落ち込むじゃないですか? それよりも、今日いい感じっていう日に堂々と体重計に乗って『痩せてる』と思うほうがテンションが上がります。そういうポジティブな発想もボディメイクには絶対に不可欠。お腹が空いたときも『ダイエット中で食べられなくてつらい』んじゃなくて、『わー、こんなにお腹が空いてるってことは余計な脂肪が燃えてる』って思い込むとか。『こんなに我慢したんだから、絶対にめっちゃ痩せてる』って信じて、自分におまじないをかけます」
そして、「『最近、痩せちゃってさ』って言葉をどんどん口に出していいと思う」とアドバイスしてくれた。
「要は脳に暗示をかけてあげるってことなんですが、これが想像以上に効果を発揮すると思います。私『これを食べたら太っちゃう』って思いながら何かを口にすることは絶対になくて。何かを食べるときは『楽しいから食べちゃおう』か、『おいしいから食べちゃおう』のどちらかのマインドにすると決めています。そのほうが、余計な脂肪がつきにくい気がするからおすすめです。ダイエットも“気から”な部分、あると思います」
ボディメイクブック『RIKAtoZ』には、“メリハリボディの作り方”の他に、愛されるお胸やくびれ、見せつけたくなる二の腕、カモシカ脚の作り方などもまとめられている。
エクササイズ監修:武田敏希さん
たけだ・としき。スポーツトレーナー。「E-STRETCH GYM」主宰。「鍛える前に整える」をコンセプトにストレッチを取り入れた独自のメソッドで人それぞれの細かいリクエストに対応。「カラダが変わる!」と女優やモデルの間で話題になり予約が殺到。著書に『ぷよっと感じ始めたカラダが1日5分で引き締まる モデル流!体幹革命ストレッチ』(KADOKAWA)などがある。
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