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セルカップでむくみやすい脚をほっそり!風呂でもできるプロ級セルフケア

ボディラインの中でもパツパツの下半身が気になる、痩せているのに脚が細く見えない、という人は、むくみを解消することで悩みが解決するかも。

ガラスのカップと針が本の上に乗せてある
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伝統中国医学の抜罐(ばっかん)や吸玉療法という施術をベースに、手軽にできるセルフエステとして進化したスライドカッピングなら、簡単にむくみにアプローチできるのだとか。

→むくみやセルライトの原因について詳しく知る

「セルカップを吸い付かせ動かすことで、エステで行われる、つねるような挟まれるような手技と同様の結果をもたらすことができます。それにより血流やリンパの流れを促すことで老廃物が排出されやすくなるので、むくみやセルライトに対してわかりやすく結果をもたらすことができます」と話すのはエステティシャン歴8年のアガワさん。

そこで、脚のむくみやマッサージだけではなかなかとれないセルライトを、スライドカッピングで撃退する方法を教えてもらった。

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スライドカッピングでほっそり脚に

脚にセルカップを吸いつけている
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脂肪細胞に老廃物が癒着することでできるセルライト。これを解消するには、整体などの押す力ではなく、セルカップによる吸う力により皮膚のすぐ下にあるセルライトを刺激することで結果が出てきます。

また、スライドカッピングのいいところは、骨の上や横にも使いやすいこと。すねや骨の間を押してほぐすと痛い、すぐあざができてしまうという人も、スライドカッピングの吸う力であれば安全にケアができます。

スライドカッピングでむくみをとって脚痩せするためのポイントは、大きく3つ。まずは、体の中で一番低い位置の主要なリンパ節があるくるぶしのむくみを流すこと。ここがむくんだままだと脚全体の循環が滞るので、念入りにほぐすのが基本。

また、下腹から太ももにかけてのそけい部には下半身の老廃物を排出するための大きなリンパ節があるので、ここもしっかりと。ここを流すことで足のきれいなラインを出せるのはもちろん、疲れにくくむくみにくい下半身が期待できます。

さらに、膝回りのむくみをなくして脚のラインをくっきりさせると、すらっとした印象にもつながります。膝の上に肉が乗っているときれいな脚には見えませんが、これはぜい肉ではなくむくみであることが多いのです。スライドカッピングで膝小僧の上のラインをなぞり、むくみを解消することで脚全体の印象も変わります。

◆セルカップの基本の扱い方

太ももにクリームを塗っている
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摩擦によるダメージを軽減するため、セルカップを使う前にボディクリームやマッサージオイルなどを塗ります。セルカップの滑りをよくするのが目的なので、浴室でボディーソープを使って行ってもOK。

吸う強さは、どのくらいセルカップをへこませて肌につけるかで変えることができます。強さはお好みでOKですが、肌にあざができやすい人は弱い力から、まずは目立たない部位で試してから行ってください。何度か繰り返していくうちに、セルライトや筋肉のコリがほぐれ、あざもできにくくなります。

回数や分数はそれぞれのつらくない範囲で大丈夫ですが、肌の質感が柔らかくなったり吸った際の痛みが減ったりしたらバッチリ。変化がわかりにくいときは1か所10回、なるべくまんべんなくやってみてください。

また筋肉をたくさん使った日は疲労回復のため、逆にあまり動かなかったという日は老廃物の滞りをなくすためにも、意識的にケアをしていくと次の日の調子が変わってきます。

瓶に入ったオイルとセルカップ
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肌に吸い付けたセルカップの動かし方に決まりはないですが、ボディケアの場合は基本的に心臓に向かって動かすのがおすすめ。そうすることで、老廃物などを最寄りのリンパ節へ運んでいくことができます。

また、セルカップを肌に吸い付けて動かさずにいると、うっ血してしまうので注意してください。

◆スライドカッピングでさらに結果を出すためのポイント

・水分補給
血行不良の解消のため、給水は欠かせません。冷やすと筋肉が固まるので冷たい水は避け、できれば白湯、苦手なかたは常温以上の温かさで。水が苦手なかたはお茶でもOKです。スライドカッピング前、ケア中、終了後にも水分補給を。常に喉が湿っている状態を保つくらいの意識で飲む。

・ラジオ体操などの軽い全身運動を事前に行う
リンパ液は血液と違い、筋肉が動く力により循環しやすくなるので、スライドカッピングの前に体を少し動かしておくのがポイント。ラジオ体操第一と第二は、短時間で全身を効率よく動かすことができるのでおすすめ。

足の裏をマッサージしている
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・軽く握った拳で足裏をほぐす
→足裏、特に土踏まずが凝っていると脚全体の緊張が取れず、結果が見えにくくなる。軽く握った拳を足裏にあて体重を乗せて足裏を流し、スムーズに足裏が伸びるようになったらスライドカッピングをスタート。

セルフスライドカッピングの具体的なやり方

くるぶし
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【1】くるぶし下をスライドさせる。内側、外側両方をほぐれるまで行う。

ふくらはぎ
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【2】ふくらはぎ、すねを下から上にスライド。こりや脚の疲れがひどいときは、大きな筋肉の腓腹筋(ひふくきん)にまんべんなく行う。

膝
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【3】膝小僧のラインをなぞる。

太もも
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【4】前もも、裏もも、サイドをスライドさせ、満遍なく波を描くように動かす。

太もも
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【5】そけい部のリンパ節を流すイメージで、内ももの付け根に入れ込むようにスライドさせる。

【Point】
どこにスライドをかければいいかいまいちわからないという人は、メイクのシェーディングをイメージし、理想の脚はどこに線がはいっているかチェック。その線をなぞるイメージで行うとよい。

◆スライドカッピングのやり方を動画で見る

教えてくれた人:アガワさん

エステサロン「メゾンドサバンナ」スタッフ。エステや美容関係に対する恐怖心を拭えるエステサロンに出合ったことをきっかけに、顧客からエステティシャンになる。自身の経験などから、体の根本、生活に寄り添い、クライアントが無理なく自分自身の思う美しさを追及できるよう力添えをすることがモットー。

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