大人気フリマアプリ「メルカリ」で売るためには、写真をどう撮るかも大事です。メルカリの達人・中野有紀子さんが、メルカリ初心者のために売れる写真を撮影する7つのポイントを紹介します。見映えの良い画像は商品の状態だけでなく、清潔感や安心感も伝えます。たくさんの人に見てもらって、しっかり売りましょう!
1.背景はシンプルに
撮影は背景を無地にして商品を際立たせて撮影を。「部屋の壁や白いレースカーテン、ソファーや椅子の背もたれなどを活用するのもいいですね」(中野さん・以下同)。シンプルな背景は生活感がなく、無駄な情報がないため商品情報だけが伝わりやすい。
2.自然光の入る場所で撮る
「自然光の入る窓際で撮影をすると商品の輪郭がくっきり際立ち、色味もきれいに写ります」。西日の差し込む夕方は色調に影響するので午前中が◎。曇りの日やカーテン越しの柔らかい光が撮影に適している。
3.サイズ感をイメージさせる
アクセサリー単体の画像だけでは実際の大きさが伝わりにくい。装着したり耳たぶにあてるなどした画像も掲載しサイズ感を伝えよう。また、バッグならペットボトルや財布を入れたシーンを見せるなど現物の大きさを購入者にイメージさせて。
4.形を整える
撮影前にホコリなどの汚れはとる、服のシワは伸ばす、バッグやポーチなら詰め物をしてふっくらさせるなど撮影後の画像加工編集では修正できないことに気を配ろう。
5.服は吊るすなど、シルエットを見せる
服は平置きよりハンガーにかけ、バッグは置いた状態だけでなくフックに吊るして持ち手やショルダーベルトの長さや状態をわかりやすく。壁掛け時計は壁に設置した状態で撮るなど、使用イメージが湧く1枚を掲載して。
6.写真に語らせる
服の場合は、素材を入力するのでなく、品質表示のタグを撮影して掲載すればOK。ネックレスなど長さが重要なものはメジャーをあてた画像などで詳細を伝えよう。音声入力同様、ラクできる方法を駆使すると出品作業は格段に手間が減る。
7.加工する
商品以外の余計な写り込みをトリミングでカットしたり、暗めに写った画像を明るく補正して実際の色に近づけるなどの加工ができる。便利な機能だが頼りすぎるのはNG。実物をより正しく伝えるために使うものと心得て。
◆さらに、ここに注意して!
・説明写真のうち1枚は、必ず商品の全体像を入れる
・ダメージ部分も確認して撮影
・極端に明るく&暗くしすぎない
・ボヤケないようピントを調整
・撮影時に自分の影を被せない
教えてくれたのは:メルカリの達人・中野有紀子さん
近著に『忙しい人のための さくさく売れるメルカリ術』(インプレス)がある。YouTubeチャンネルも好評。これまでのメルカリ取引件数は1900件以上!
撮影/二宮明子 イラスト/ナガイクミコ
※女性セブン2021年1月28日号
https://josei7.com/
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