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女性同士の職場は「脅威感じさせない」「陰口に同意せず」で乗り切る【50代からの人間関係のコツ】

偉そうな物言いの上司に腹が立ち、ストレスが溜まる

職場の人間関係といえば、同僚だけでなく上司との関係もありますが、「偉そうに振る舞う男性上司に腹が立ち、ストレスが溜まる!」という女性も少なくありません。

「ムカつく気持ちはわかりますが、ムカつくという目で見ていると気持ちもどんどんヒートアップしていまいます。上から目線で威張っていないともたないくらい小心者なんだなと思うと、少しは気持ちも収まり、生きるのが楽になります。嫌な人のことを深刻に考えるなんて、時間がもったいないですよ」

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◆被害者ぶりながら、ストレスであることを伝える

そうはいっても、強い口調で命令されたり、嫌味を言われることが続けば、我慢も限界に達してしまうこともあるはず。

「そんなときは、『私、打たれ弱くて』『うちの父がすごく怖かったから、男性全般が怖いんです』など、被害者ぶるというのはひとつの手です。あしらいたいときは、『私、気がきかないタイプなのでごめんなさい』で十分です」

職場には、気の合わない人や嫌いな上司がいるものですが、ちょっとした心がけで人間関係がスムーズに。ストレスを溜め込む前に、ぜひ実践してみましょう。

教えてくれたのは:精神科医・水島広子さん

水島広子
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精神科医。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに、その普及啓発に努めている。2000年6月から2005年8月まで、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正などに取り組む。『50代からの人間関係』(PHP研究所)、『夫婦・パートナー関係もそれでいい。』(創元社)、『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)など著書多数。http://www.hirokom.org/

取材・文/青山貴子

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