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【これ買ってよかった!】料理研究家が大中小買いそろえるほど惚れ込んだ「リング付きざる」の魅力とは?

暮らしのプロが実際に使ってみて「これ買ってよかった!」と実感した便利グッズと、暮らしに役立つテクニックを教えてもらうこの企画。今回は、料理研究家の石川由美子さんが大中小の3サイズを買いそろえたリング付きのざるについて解説してくれました。

平らな盆ざるは使い勝手のよさが満載!

今回紹介する「ざる」は、一般的なボウル型のざるではなく、平たい盆ざるタイプ。石川さんがおすすめするこのざるのいちばんの特徴は、リングの形状をした取っ手が付いていること。これが時短につながるほど便利だと言います。

カンダの『kanリング付きの盆ざる』大と中
リング付きだから吊るせる。さらに平らでかさばらないから収納スペースも取らない
写真6枚

調理のしやすさだけじゃない平ら×リング付きの利点

このカンダの『kanリング付盆ザル』(2156円税込~)は、一度使うと一般的なボウル型のざるよりも活躍度が高いと石川さんは絶賛します。

目が粗めで丈夫な作りだから野菜や麺の水切りが早い
写真6枚

「一般的なざると比べて目が粗めで、しっかりとした作り。野菜や麺の水切りが早くでき、取っ手のリングがあるので収納もしやすく、しかもオールステンレスで衛生的。サイズも4サイズ展開で特大(30㎝)、大(27㎝)、中(24㎝)、小(21㎝)とあるので、用途に合わせて使い分けできます」(石川さん・以下同)

水切り、粗熱とりなど作業時間が短縮できる!

まずは調理のしやすさについて、平らであることで時短につながるそうです。

カンダのステンレス盆ざるの上にトマトとアスパラとスナップえんどうがのっている
水切りや粗熱取りが早く、時短調理につながる
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「ざるの目が粗いということは通気性がよく、また平らだと食材を広げて並べられるので、空気に触れる面積が広くなり、水切りの時間を短縮。ゆでた野菜などが早く冷め、次の工程に進みやすく時短になります。しかも直径が大きい大サイズなら野菜もたっぷりのせられるので、洗い上げからゆで上げまで使えます」

錦糸卵やクレープ作りには裏技で活躍!

ステンレス盆ざるを裏返し、錦糸卵を作る前の薄焼き卵をのせている
錦糸卵やクレープを作るときに裏返した盆ざるの上に重ねてのせ、粗熱を取る
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「27㎝サイズは裏がえしにして、錦糸卵やクレープを作るときに上に重ねて粗熱取りに使っています。ちょうど良いカーブ面を使う裏技です。何枚か重ねてもくっつかず、空気を通す網の目のおかげで早く粗熱が取れます。作るときの置き場として必需品になっています」

小さいサイズは場所も取らず手軽度高め!

小さいサイズのざるは、大豆加工品や魚料理の調理の際に便利だと言います。

ステンレスの盆ざるに厚揚げをのせて、湯通ししている
厚揚げの湯通しなどには小サイズが最適
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「小さいサイズは、厚揚げの湯通しや霜降りした魚の一時置き用によく使います。ステンレス製なので気になるニオイもつきにくく、目が粗いので洗いやすいというのも使いやすい点ですね」

平ら×リング付きだから収納スペースも取らない!

一般的なボウル型のザルはその形状から割と収納するにはスペースの確保が必要ですが、この盆ざるは平らでしかもリング付きなので収納スペースを削減できるそうです。

「取っ手にはリングが付いているので、フックなどに吊り下げて収納もできますし、重ねてしまってもボウル型に比べて場所を取りません。しかも取り出しやすいので、自然と使う頻度が高くなります。料理教室で使っていると生徒さんも『便利ですね』『欲しい』と声がかかる調理道具です」

◆教えてくれたのは:料理研究家・石川由美子さん

料理研究家の石川由美子さん
料理研究家の石川由美子さん
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料理教室アペリーレを主宰(https://ameblo.jp/aperire-cooking/)。おもてなし料理・和菓子教室を毎月開催。フードコーディネーターとして、撮影のコーディネートやスタイリング、レストランや企業のメニュー開発やリサーチ、料理イベントなど幅広く活躍。https://www.instagram.com/aperire_yum/

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