部屋干しによる生乾き臭や、どうしても落ちない汗のニオイ、使い古したタオルから漂うカビ臭さ…。部屋干ししようと、ドラム式洗濯乾燥機などで乾燥していようと、はたまた香りが強めの柔軟剤を入れようと、どうしても出てしまうニオイに悩まされている人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが、シャープの『銀イオンホース AS-AG1』。実際に使ってみた家電ライターの田中真紀子さんは「驚くほどイヤなニオイが取れた！」と、太鼓判を押します。
洗濯水に『銀イオン』をプラスし、洗濯物を抗菌・防臭
「『銀イオン』とは、制汗スプレーや温泉の衛生管理などさまざまな分野で活用されている成分で、ニオイの原因となる菌の繁殖を抑える効能があります。その銀イオンを洗濯時に活用させたのが、『銀イオンホース AS-AG1』です。
洗濯機用の水栓と洗濯機の給水ホースの間につなぐだけで、洗濯機に給水する水道水を抗菌作用がある銀イオン水に変えてくれます。銀イオンホースの取り付け口が洗濯機のホースと合致するため、洗濯機との互換性など気にせず、どのメーカーの洗濯機にも使えます」（田中さん・以下同）
洗濯槽のカビまで抑制できる
通常は洗濯しても落ち切れない洗濯物の菌や、生乾きによって繁殖する菌を抑制する、銀イオンホース。さらに、洗濯槽そのものを抗菌し、カビの発生を抑えます。
「洗濯槽のステンレス部分なども抗菌するので、洗濯するたびに洗濯槽のカビ予防になります。これを使えば、洗濯槽の洗浄の頻度を減らすことができます」
それでは、設置のしやすさから、使用前後でどんな変化があったかなど、レビューしてもらいましょう。
【使用感】イヤなニオイがここまでなくなるとは！
まず初期設定として、銀イオンホースを、洗濯機の水栓と給水ホースの間につなぎます。素人でも簡単にできるのでしょうか？
「我が家の洗濯機はシャープ製ではありませんが、もちろん問題なく設置できました。設置は非常に簡単で、洗濯機に給水する水栓に直接取り付け、コンセントにACアダプタを差し込むだけ」
取り付け手順は、3ステップ。
「まず水栓から洗濯機用のホースを外します。次に、銀イオンホースを設置した後、この銀イオンホースに洗濯機用ホースを取り付けます。取り付け口が洗濯機用ホースと同じなので、取扱説明書を読まなくても取り付けられました」
ただし、洗濯機のタイプによっては注意も必要。
「わが家の場合、洗濯機置き場ぎりぎりに洗濯機が置いてあるため、イオンカートリッジ搭載の出っ張った本体部分が洗濯機に引っかからないか心配でしたが、ギリギリ大丈夫でした。ただ、わが家の洗濯機は上にフタがある縦型洗濯機のため、フタの開閉時にホースが引っかからないように少し気をつけています。水栓と洗濯機の位置が近い場合は事前に確認したほうが安心かもしれません」
取り付けが完了したら、あとは今まで通り洗濯機を使うだけ。
「出てくる水が勝手に銀イオン水になってくれます。給水が始まるとランプが点灯するので、ちゃんと銀イオンが出ていることを実感できるのは安心です。洗い時はもちろん、すすぎのときも銀イオン水になります」
では、肝心の効果はいかがでしょうか？
「使い始めて、驚きました。こんなに洗濯物のニオイが減るとは！ いつも洗剤は抗菌タイプ、さらに柔軟剤も使っていますが、洗濯が終わってすぐに干せないときや、部屋干しで乾燥に時間がかかると、多少ニオイは出てしまいます。ところが、銀イオンホースを使い始めてから、ニオイがほとんどないのです。
先日、洗濯が終わる前に急に外出しなければいけなくなり、帰宅後、もう一度洗うしかないと思っていたのですが、洗濯槽内で4時間以上放置されたにも関わらず、ほとんどニオイがなく、実際に干して乾いても、ニオイが残っていなかったのには感動しました」
【手軽さ】最初の取り付けが終われば、1年間ほったらかしでOK
「簡単に設置でき、あとはいつも通り洗濯するだけなので、何もする必要がありません」と、田中さん。
「カートリッジは1日1回の洗濯の場合1年間交換不要。1年間ほったらかしのまま抗菌してくれるので、究極に手軽です」
また、洗濯槽のカビも抑えてくれるため、洗濯機の種類によっては10時間ほどかかる「洗濯槽洗浄」の頻度を減らせること、ニオイをごまかすために強い香りの柔軟剤を使わなくていいことなど、抗菌やニオイ消しに費やしていた労力がなくなるのも、うれしいですね。