ご馳走を食べる機会の多い年末年始。たまには、スイーツで健康を意識してはいかがでしょうか。シドニー五輪女子マラソンに日本代表として出場したオリンピアンの1人で、現在は料理研究家として活躍する市橋有里さんが、おすすめのヘルシースイーツを伝授する連載「美活にアリなスイーツ」。今回は、女性にうれしい栄養素がたっぷりな「ゆずういろう」のレシピを紹介します。
年末年始に美肌や冷え性対策!「ゆずういろう」レシピ
こんにちは、市橋有里です。いよいよ年末ですね。年末はイベントが目白押し。今年はコロナもあり、体調管理には一層気を付けたいところ。今回のスイーツは美肌効果や冷え性対策にもなるので、ぜひこの季節の得意のスイーツとして、作り方を覚えてくださいね。とっても簡単です!
《材料》(4人分)[エネルギー:426kcal 1人分106kcal]
わらび粉…25g 砂糖…25g 薄力小麦粉…25g 白あん…100g 水…150cc ゆず…1個100g
《作り方》
【1】ゆずは皮をすりおろすか、皮を薄く削いでから千切りにする。
【2】全ての材料をボウルに入れてよく混ぜておく。
【3】牛乳パックにクッキングシートを敷いて、【2】を漉しながら入れる。
【4】ふんわりラップをして電子レンジ(600W)で4~5分加熱する。※白っぽいようなら、透明感が出るまでもう少し加熱する。
【5】冷めてから切り分けたらでき上がり。
・砂糖の量はお好みで調整してOK
・わらび粉と薄力小麦粉はあわせて50g、わらび粉を増やすとぷるんと感がUP
・冷蔵庫に入れると硬くなるので、冷やすときは氷や保冷剤でさっと冷やす
冬のメンテナンスは「白あん」を攻略せよ
白あんの原料、いんげん豆には女性にうれしい栄養素がたっぷり詰まっています。食物繊維、ビタミンB1、カルシウム、鉄、亜鉛などが豊富なので整腸作用、糖質代謝、精神安定、コラーゲンの生成、貧血予防などに役立ちます。
また、ゆずの皮は香りが良いだけではなく、ビタミンCも豊富に含まれているので、皮も残さず食べたいですね。もっちりムッチリとしたゆずういろう、お正月の甘味にも、ぜひ作ってみてくださいね。
◆教えてくれたのは:料理研究家・市橋有里さん
いちはし・あり。1977年11月22日、徳島県生まれ。アスリートフードマイスター・料理研究家・ランニングアドバイザー。1999年、世界選手権セビリア大会銀メダル獲得。2000年、シドニーオリンピック日本代表。「マラソン界のシンデレラ」とも呼ばれ、現在はランニングアドバイザーとして女性誌でランニングモデルをするほか、料理イベントをするなど、活躍の場を広げている。https://ameblo.jp/ariblo-ichihashi/
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